幕末トランプでいざ尋常に勝負
ここに一組のトランプがあります。その名を『幕末月旦札』といいます。その名から容易にご想像つくと思いますが、幕末に活躍した人物たちで構成されたトランプです。
タイトル:幕末月旦札
メーカー:京都便利堂
価格:1,500円
もしあなたが幕末ファンであれば、幕末月旦札を手にした瞬間から、意識は幕末へとトリップし、龍馬が拳銃を懐から取り出し、土方歳三が刀を抜き、宮崎あおいが微笑むこと必至です。
おもしろき事もなき世に月旦札
幕末月旦札のカードバックとフェイス。これを見ただけで幕末ファンなら血を滾らせるはず! |
その名のとおり、カードフェイスには、その人物のシルエットと縁のシンボル、そして辞世の句や人物評などが書いてあり、それを眺めているだけでも楽しい。
普通にトランプとして使用しても問題ありませんが、同封の説明書には「オリジナルゲーム」が推奨されています。
ふたたひと返らぬ札をはかなくも
オリジナルゲームは、手札5枚を整え、その役を競い合うもの。オリジナルとなってはいますが、ぶっちゃけほとんどポーカーです。通常のポーカーとやや趣が異なるのは、リーチになったら「いざ尋常に!」というとか、役が成立したら「幕末!」といってSHOW DOWN(手札公開)をするところでしょうか。
そしてこの幕末月旦札のキモはその役。
普通のポーカーと違ってスートや数字はほとんど関係ありません。人物と人物を組み合わせてどんな幕末の事件や関連を作るか。この組み合わせの妙こそ幕末ポーカーの魅力。
例えば坂本龍馬、徳川慶喜で…… →