前回は、ボードゲームプレイヤーが抱える精神的なジレンマについて考えてみましたが、今回は物理的なジレンマについて。

ボードゲームは、書籍に似ています。それは、買う機会を逃すと、良質な作品であっても、ちょっと時間がたってしまうと手に入れることが困難になるということです。

迷ったら買っておけ

数年前のベストセラー作品を探そうと思っても、現在本屋の店頭から消えてしまったものがいくらでもあります。


ただ日本の書籍なら、古本屋を何件かまわれば、ベストセラー作品であるがゆえに比較的簡単に発見できます。しかし、現在、輸入販売が手であるドイツ系ボードゲームだとこうはいきません。


ボードゲーム
4ケタのボードゲームを所有するツワモノもいるという。1日1タイトル遊んだって3年かかる!
まだ日本でのマーケットが育っていないため、アイテムの絶対数が少なく、数ヶ月前に発売されたゲームであっても入手が困難なときがあります。

よって「ほしい!」と思ったときが買い時。「迷ったら買っておけ」がボードゲームプレイヤーの基本戦術になります。

しかし、ほしいと思ったゲームを即買いしていくとどうなるか。未プレイで箱さえ開けていないボードゲームが家の棚に積みあがっていきます。

ボードゲームは収集が目的ではないはずですが……

正直に告白すれば、双六屋もこのようなゲームが1つや2つではありません。


鉄道模型やフィギアであれば、収集自体も愉しく、購入した作品は飾っておけば目的を果たします。しかしボードゲームはコレクタブルな要素がないわけではありませんが、基本的には遊ぶための「道具」です。


道具は機能させてはじめて存在意義を持つわけであり、ボードゲームであれば、とりもなおさず遊ぶことが第一義。

もちろん、日々ゲームを遊んではいますが、遊ぶゲーム数よりも、購入するゲーム数のほうが多い場合が多く、自分の手持ちの比率でいくと20%くらいがまだ未プレイのゲームでしょうか。

ボードゲームを遊びたいと思い、目の前にそれがありながら、遊びきれていないジレンマ。戸棚を眺めながら「いつか必ず遊んでやるからな」と彼ら(未プレイのボードゲーム)に約束をするのがいつしか日課となってしまいました。

増え続けるゲームを一発解消する切り札!?