傑作は、誰が遊んでも傑作だ
優れた絵本は大人でも感動してしまうように、優れた子供ゲームであれば、大人でも子ども以上に夢中になってしまいます。2001年のドイツ年間ゲーム大賞の子供ゲーム賞を受賞した『クロンダイク』は、大人であっても、いや大人だからこそたのしい傑作です。
子供ゲームなのに、大人でも熱くなる、夢中になる傑作! |
タイトル:クロンダイク
原題:KLONDIKE
メーカー:HABA
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:30~45分
クロンダイクは、19世紀のカナダで、ゴールドラッシュがあったことでも知られる川の名前です。(同名のトランプゲームもありますね)
プレイヤーは、砂金取りとなって、金をどれだけ得られるかを競います。砂金というと、河原でザルをもって、砂金と砂とを取り分けるシーンを思い浮かべませんか? そう、それです。このゲームはあの作業を、抜群にユニークな方法で再現してあります。
砂金取りがこんなにたのしいなんて!
玉を引いたら中央の銀のお盆の出番。 |
中身を見ないで、袋から玉を3つ引っ張り出しましょう。すべてが砂金だったら問題ありません。そのまま砂金をゲットしてください。
しかぁし! 砂が混じっていた場合、砂金と砂をより分けなければなりません。この瞬間からこのクロンダイクの最大の見せ場がはじまります。ここで登場するのが銀色のお盆。
さあ、このお盆をつかって砂金取りの醍醐味を味わうべし!→