ホンモンなのにニセモン!?
たまたまタイのネタポリーが手に入ったけど、どの国にもこれにちかいパチモンはあるんだろうな。 |
あとでしっかと確かめましたが、この友人は、双六屋の『ツッコミどころ満載。超珍品「タイポリー」』の記事は、特に読んでいなかったそうです。
前回のタイポリーは、もはや芸術の域にまで達したパチモンだったですが、今回は、正真正銘のタイポリーです。なぜなら…… ほら、この通り、箱に自ら「TAHI MONOPOLY」と書いてありますもの!
で、箱を開けてみたのですが、どこをどう探しても版権元であるパーカーブラザーズ、ハズブロの名前がないのですね。つまり、本物のタイポリー(といってしまうと語弊があるが)もやっぱりパチものだった! ああ、いいよ、このアバウトさ。どれ、コンポーネントを調べてやらう。
あっちゃー、やっぱりゆるゆるだわ
お札の図案は寺院…… あれっ、意外にまとも!? |
そんでもって、箱をひっくり返すとルールらしきもの。モノポリーのルールって、このスペースに収まる量だったっけ?(いや、おさまらないって)
「チャンス」と「共同募金」の場所には「?」と「!」のマークに。まあチャンスの「?」はいいですけど。 |
ボードの土地には通し番号が振ってあり、その番号に対応する権利書が用意されてました。が、この権利書も見るからにテキスト量が少なく、レンタル料とホテル代くらいしか書いてなさげ。ああ、やっぱりこのタイポリーも相当ゆるゆるで隙だらけであります。
タイのモノポリーはなぜか定員4名ナリ
チップも4色ということは、プレイヤーごとに使う建材が決まっているのかな? |
あと家とホテルが見当たりません。どうやらそれと思われるのが小と大の2種類のチップ。どうやらこれが家・ホテルの代わりなのでしょう
前回のタイポリーがあまりに出鱈目でインパクト大だったのに比べ、今回のタイポリーはややパンチに欠けますが、それでもパチモンならではそこはかとない胡散臭さは素敵です。
もっとパチポリー(パチモンのモノポリー)を見てみたいという方は、『ボードゲーム・コミュニティー』というサイトのこちらでページで閲覧することができますよ。
本日のタイを堪能する関連・参考サイト
ツッコミどころ満載。超珍品「タイポリー」タイガイド 清水さんのトップページ
タイ料理レシピ(アジアごはんガイド 伊藤さんのリンク集)
タイ料理のレシピ(エスニックガイド 佐藤さんのガイド集)