読めないからこそ、制御しえないからこそ「運」

運の要素があるゲームというのはある意味残酷です。99%勝利を手にしながら、不運なサイコロの一振り、最悪のカードの一引きといった1%のバッドラックによって負けることがあるからです。

が、裏を返せば、九分九厘負けでも、1チャンスでゲームをひっくり返せる可能性があるということ。だからこそおもしろい、だからこそ魅力的なのです。


麻雀はメンタルなゲームで、失敗と成就がもたらす心理的影響も当然あるが、それとともに、勝機と敗運の流れもあり、一つの失敗で勝機が指の間からこぼれおちてしまう。
『ギャンブル人生論』(阿佐田哲也/角川文庫)



おもしろいかおもしろくないかは、やってみてのおたのしみ




ツキが離れていくのは確かだ。平均法則ってやつが働くのさ
ヴァン・ナイトヒート(賭博師)
『5枚のカード』(レイ・ゴールデン 横山啓明訳/早川書房)
 



君もギャンブラーなら覚えておきたまえ。賭けに負けたギャンブラーの末路は哀れなものだということを 
『プレイボーイボーイギャンブラー』(豊田行ニ/角川書店)




Alea iacta est(賽は投げられた)
ガイウス・ユリウス・カエサル
『ローマ皇帝伝』スエトニウス




確率の法則はしらふのものにも、酩酊したものにも同じように作用する。
そうだよ。ぜんぜん道徳を超越している。

ファイロ・ヴァンス(探偵)
『カシノ殺人事件』(ヴァン・ダイン著 井上 勇訳/創元推理文庫)


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