策略その7 勝敗は二の次でとにかく盛り上げ重視
ゲームは勝利に向かって各プレイヤーが全力を尽くすが故に白熱します。だからといって「ライオンは相手がウサギでも100%全力で戦う」とばかりに初心者を血祭りにあげるプレイヤーをたまに見かけます。これは本末転倒。初心者にゲームを楽しんでもらうはずが、逆にゲームを嫌いになられてしまうことになりかねません。プレイに手を抜けといっているわけではありません。が、大抵のゲームは熟練度が高いプレイヤーが有利なのは確か。このアドバンテージを均すためにも、あくまでもゲームを盛り上げることに徹し、少なくともゲームが接戦になるように、あるいは可能であれば、初心者に勝利を譲れるくらいの心の余裕がほしいものです。
策略その8 「教えたがり魔」という悪魔を抑えこむ!
自分が学んだことは、ビギナーつい教えたくなります。え?今回の記事自体が「教えたがり魔」の産物じゃないかですって! それは言わない約束で・・・ |
が、この記事で何度も繰り返していますが、初心者にとってルールの咀嚼だけでも一仕事。にも関わらずさらにゲームのウンチクや戦術論的なことまで詰め込もうとすれは相手は容量オーバーで、もうゲームを楽しむどころではありません。
もちろんゲームの種類にもよりますが、あなたの「教えたがり魔」は、心のそこにぐっと抑え込み、とにかくプレイの手順やゲームの運びに慣れてもらうのが優先事項として指導して下さい。
その上で、初心者が次の手を考えあぐねていたり、無知ゆえのあまりにもひどいプレイをした場合などに限り、それとなくプレイの方法をサジェスチョンしてあげましょう。
また、相手の様子をみて、ゲームの手順にも慣れ、今遊んでいるタイトルに興味がありそうであれば、その時こそ戦術やウンチクまで踏み込むタイミングです。