歴代プレイステーションで随一の高級機、PS3
ゲーム機に5万円も6万円も出すのは少々ツライ? |
×20GBモデルが不要
20GBで49,800円、60GBモデルで59,800円。確かにこれは高い。
しかし初代PSもPS2も高額(39,800円)であり、これらの発売時に「安くなってから買おう」という人々だって居たはず。それに比べれば今回は圧倒的に様子見が多い。これは先行きの不安感から来るものだろう。
ちなみに人気なのは圧倒的に60GBモデル。20GBモデルはコストパフォーマンスの高さのわりに不人気らしい。
筆者は20GBモデルを購入したが、今のところHDD容量以外には不満もない。
アップデートにより20GBでPSPのリモートプレイが可能になり、60GBモデルとの「できることの差」は後で埋められるものばかりになった。肝心なHDDの容量だが、これは20GBでも60GBでも結局足りないことに変わりはない。足りなければ大容量HDDに交換すればいいだけの話である。
なので、僕はあえて安価な20GBモデルをお勧めしたい。
後は更なる値下げに期待したいところだが、もし機能に魅力を感じていて20GBを「廉価版だから」と敬遠しているなら、ぜひ20GBの購入も検討してみてほしい。
欧州では20GBモデルの発売も終了し、日本でも販売終了の可能性があるかもしれない。
現在発売されているPS3は非常に贅沢な部品で製造された高級版PS3であり、後に値下げが実行されたとして、パーツ単位ではかなりの部分が安価なものと差し替えられるだろう。先日発表された韓国版のPS3はHDDが80GBと従来機種より大容量だが、欧州で販売開始された新しいシャーシのものになっている。これは日本国内で販売されているPS3よりチップの少ない廉価なものである。
現行の高級版PS3を購入できるチャンスはもう少ないかもしれない。