敵味方入り乱れる大混戦!
敵をうまく浮かせれば怒涛の空中コンボも! |
フィールドで敵と接触すると戦闘シーンになるのは既に説明しました。この戦闘シーン、基本的には「攻撃方法」と「攻撃対象」を決めて戦う、いわゆるコマンド選択式バトルです。コマンドを選択する時は時間の流れは止まりますし、リアルタイムに何かしなければいけないわけでもありません。
なのにこの戦闘シーン、まるでアクションゲームのようにアクティブなんですよ!
まず戦闘開始後にはエリア内に敵味方が混在する状況になります。そこで素早さの優れている者から順に行動していきます。行動の順番は画面左上のIPゲージというのでわかります。
IPゲージの上をキャラクターのシンボルが移動していき、「コマンド」とある場所まで到達するとコマンドを選択します。コマンドを選択するとキャラクターのシンボルはさらに動き、これが「アクション」のところまで移動した時に初めて選択したアクションを取ります。
最近の『ファイナルファンタジー』シリーズなどでもお馴染みのシステムなんですが、『グランディア』には一つ重要な要素があります。それが「コンボ」と「クリティカル」2種類の攻撃方法です。
先を読んで敵の攻撃をキャンセルする快感!
大きなボスとの戦闘も醍醐味の一つ! キャンセルを狙うのも緊張感があります。 |
クリティカルというのが非常に大事な攻撃で、ダメージの総量はコンボに劣るものの、「敵の攻撃を遅らせる(=IPゲージを戻す)」という大事な役目があります。
しかも!
敵がコマンドを決定し、アクションまでの待ち時間にクリティカル攻撃をヒットさせると敵の攻撃をキャンセルする事ができるのです。
また、敵が必殺技などの特殊な攻撃をする時は見た目でわかるようになっています(青い光を纏います)。必殺技などは大抵準備時間が長いので、ここに上手くクリティカルをあわせると必殺技をキャンセルしてしまう事が出来るんです。
この要素が戦闘に緊張感を生み出して戦略性を高めています。上手に敵の攻撃を読み、自分と敵の位置まで計算して首尾良く攻撃をキャンセルできた時の快感といったら!
もちろん敵もこちらの攻撃をキャンセルしてくるので油断は禁物!
また、これらの要素に加えて必殺技、空中コンボなど様々な要素が加わって非常に楽しい戦闘となっているんです。
この臨場感はゼヒ味わっていただきたい!
ガイドお勧めの一作!
シナリオに深くかかわる聖獣。ゲームが進むと聖獣の力による強力な魔法も登場します。 |
色々と工夫の余地があって「次はもっと上手に戦える」という充実感も味わえます。また、キャラクターに魔法やスキルなどを覚えさせるのも醍醐味の一つ。ある程度自由な育て方ができるので仲間が増えるのも楽しみになります。
僕個人で言えばセガサターン時代からのファンでもあるので外せない一作ですが、これはRPGを愛する人に広く楽しんで欲しい名作ですよ!
『グランディアIII』 スクウェアエニックス RPG 2005年8月4日発売 \7,980 [税込]
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