ケース(4) バグ
最近でもPSP用タイトル『ポポロクロイス物語』で進行不可能になる不具合がありました。昔はスーパーファミコン用ソフト『聖剣伝説2』で「あるボスから先に進めなくなるバグ」が存在し、もうぶっちゃけ「金返せ」と叫びたくなりました。というか叫びました。
そこまで到達するのに要した時間、努力と比例して「やめちゃえ」度が高いと思われます。
PlayStation.jp | お知らせ
ケース(5) 長い間遊んでいなくて内容を忘れてしまう
棚に並んだゲームの数々…果たしていくつ最後まで遊びましたか? |
それでもゲームソフトの棚を見ると取り繕いもないほどキッパリとそれまでの内容を忘れてしまったゲームがあるのではないでしょうか。
この場合「やめちゃえ」度は自覚のないまま高まり、気がつくとゲームの存在自体を忘れてしまうという現象が起きます。
ケース(6) セーブデータが消える
意外にやってしまうミス、データ消去。メモリーカードのメンテナンスは細心の注意を払って! |
苦労してたどり着いたボスキャラクターに倒されるならともかく一瞬で何の前触れもなく今までの苦労が水の泡になるということを考えると、もっとも「やめちゃえ」度の高い現象と言えます。
ゲームチャネルプロデューサーの新城氏は昔彼女と『真・女神転生』をプレイしていて、彼女のセーブデータの上に自分のを上書きしてしまった事があるそうです。
「人生にリセットはない、という事を痛感しました」
とはプロデューサーの弁。
ケース(7) 知らないうちに進んでいる
「いつもゲームばかりで遊んでないで勉強しろー」と言っていたお父さん自身がゲームにはまり、知らないうちにゲームを進めてしまうという例もあります。僕も昔、彼女と『ファイナルファンタジー7』を遊んでいて、彼女が僕が留守の間にゲームを進めてしまったことがありました。彼女は「進めておいてあげた」という気持ちだったそうですが話の繋がりがサッパリわからなくなって「何でエアリスが死んでるんだ!」と大喧嘩したことがあります。
彼女が大泣きしながら「だって遊びたかったから」と呟くのを見て僕が結婚を決意したという微笑ましいエピソードです。
このように
ゲームを放り投げたくなることは結構あるものです。しかしそれでもつい遊びたくなってしまう。「依存性があって危険だ」と心ない大人は言います。しかしこれは喫煙などで危惧される依存性と同様のものでしょうか?僕はゲームを続けるということが、ゲームの楽しさを享受するのと同時に「物事を投げ出さない、最後までやりきる」という側面も持っているということを強調したいと思います。
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