堀井雄二+鳥山明+すぎやまこういち=『ドラクエ』
メンバー勢ぞろい。“なかま”コマンドで今までの話がおさらいできます。 |
音声こそ出ませんが、キャラクターの演技一つ一つが丁寧で上質なアニメーションを見ているような気分にさせます。
従来2Dだったシリーズを(マップを回転できた7作目を除く)3Dとして受け入れさせるのに、「3D視点なのにイラストレーションのように見えるキャラクター」は大きく貢献したと思います。
この点では開発元のレベルファイブの功績だと言えるでしょう。過去の作品『ダーククロニクル』でも3Dで温かみのある世界観を構築していました。『ダーククロニクル』は遊びやすく、とても丁寧に作りこまれた良質なアクションRPG作品です。隠れた名作と言っても良い作品なので、『ドラクエVIII』でレベルファイブを知った人はこれを機会に遊んでみるのもアリかも。
ホントだ! どこまでも行ける!
広大なフィールド。どれだけ進んでも読み込まないのはスゴイ! |
感心したのはカメラの回りこみが優秀なこと。3Dのフィールドを自由に動くゲームでは死活問題なのですが、カメラの回りこみが甘いと不便だし、あまりグルグル視点が動くと酔ってしまう。『ドラクエVIII』はその折り合いがうまくついているのではないでしょうか。
天下一武闘会?
豪華になってもテンポは失わない、快適な戦闘。レベルアップ作業が苦になりません。 |
そしてモンスターも3Dとなりかなり表情豊かに動きます。一つ一つの攻撃のモーションは凝っているのですが、テンポを損なわず、嫌味な感じがしません。
また、敵の強さやレベルアップのバランスなどはまさに『ドラクエ』的。絶妙な調整が施されているので、おなじみの「街→イベント→ダンジョン→次の街」という一連の流れだけでも楽しめます。
まだまだ! 新しい『ドラクエ』はこんなにスゴイ
今作では成長システムにも手が加えられ、ポイントの割り振りで自分好みのキャラクターにできるようになっています。モンスターをスカウトしてチームに引き入れ、戦わせることも可能です。さらにモンスター同士で戦わせる施設“モンスターバトルロード”も。 |
おなじみカジノ。ビンゴ、ルーレット、スロットなど、本気でハマります。 |
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