入学、入園、入社などなど! 4月といえば様々な区切りの季節。この辺で今年のプレイステーション(以下PS)を占ってみましょう!
今年中に発売される予定のPSP、PS2の値下げはある? PS3の発売はいつ? PSXの後継機は出るの…? などなど! 気になる情報を大検証!
■今年のPS2は? |
・あるのか? 値下げ!
米国でXboxが149ドルに値下げされました。
これを受けてPS2が値下げされるのでは? という噂も。あるとすればゴールデンウィーク前…?
・PS2、2010年まで継続販売
ソニー米ゲーム部門の幹部が、PS2は2010年まで継続して販売できる、と表明しました。
PS2の発売は2000年。2005年か2006年には次機種となるPS3がお目見えするのでは、と言われている予測を覆す表明です。が、これは「PS2はまだまだ現役である」というアピールの意味合いが強いのではないかと思いました。
PS2のソフト供給はこれからも長い間続くと思われますが、その間PS2のハードは安価になっていき、HDDレコーダーと融合したPSXのように他の機器に溶け込んでいったり、あるいは後述するCELLに内包されたりするのではないでしょうか。
■PSXはブレイクする? |
・今年のPSXは?
去年鳴り物入りで発売された、HDDレコーダーとPS2のコラボレーションとも言える製品PSX。HDDレコーダーとしてはソニーのスゴ録に次ぐ好調な売り上げ。とは言え、未だにBB Unitに対応していない(予定はあり)など、ゲーム機としてもHDDレコーダーとしてもやや能力不足な感は否めません。
低価格HDDレコーダーとして発売されたものの、他のエントリーモデルHDDレコーダーもPSXに引きずられる形で、いまや同価格帯に落ち着きつつあります。PSXが機能的にHDDレコーダー専用機にはやや見劣りがする点を考えても、正直現状でPSXが広く受け入れられるには色々と難しいハードルがあるように思います。
キーポイントはネットワークによるアップデートが可能な点でしょう。PSXはかなり大胆なアップデートが可能で、すでに2回大幅なアップデートが行われています。
今後アップデートで他のHDDレコーダーとどう区別化されるかがPSX普及の鍵ですね。
・後継機は出る?
PSXはソフトウェア的な不足部分はアップデートで対応可能ですが、ハードウェア的な不足部分は対応不可能。PSXの入出力端子の少なさ、特にアンテナ端子の分配に対応していない点(分配器を別途購入する必要がある)などは今後後継機によって対応される可能性もあるでしょう。
後継機が登場するタイミングとして、デジタル放送対応バージョンも考えられるのではないかと思います。去年末から開始された地上デジタル放送をハイビジョン画質で録画できる製品は今のところ極端に少なく、ハイビジョン録画に対応した低価格帯のハイブリッドレコーダーの登場が待たれます。
PSXがこのタイプの製品を発売してくれると個人的にかなり嬉しいのですが、ハイビジョン録画機の立ち上がりの遅さを考えると、実際に発売されるにはまだまだ時間が必要そうです。