■5/29
手塚作品のゲーム化権をセガが取得セガは5/17、手塚プロダクションが保有する全キャラクターの独占ゲーム化権とサブライセンス権を取得しました。第一弾は『鉄腕アトム』だとか。
これにより向こう7年間は『火の鳥』や『ジャングル大帝』などの手塚治虫氏が創り出した人気キャラクターを独占的にゲーム化することができます。火の鳥なんてファミコンでゲーム化されていましたね。懐かしい。
なお、同日セガはサミーと共同で業務用機器事業を世界市場へ展開することで合意したと発表しました。
これはつまりサミーがセガから購入したグラフィックチップを使用し、業務用ゲーム機『システムX』を開発、セガグループがこのゲーム機に対しゲームを開発するということのようです。
■5/29
「ゲーム機戦争は終わった」Sony Computer Entertainment America(SCEA)の平井一夫社長は、「家庭用ゲーム機のシェア争いはけりがついている」と発言しました。PS2が全世界で3000万台売れていることを受けた、実質の勝利宣言と言えそうです。
他にも米国でのオンライン・ゲームサービスの予定などを発表しています。米国でのサービスではHDDが必要ではなく、日本のものとは別物と考えたほうがよさそうです。
■5/29
スクウェア連結決算大赤字当然予想された事とも言えますが、スクウェアの2002年3月期の連結決算は大幅赤字となったようです。
ゲームソフトは『FF10』(400万本)や『キングダムハーツ』(60万本)などが好調だったものの、映画『ファイナルファンタジー』の失敗が響き、当期損失は165億円にのぼったそうです。
スクウェアは既に映画事業から撤退すると発表し、直後にSCEIに対し149億円の第三者割当増資を行っています。
ゲーム事業だけなら黒字だっただけに、今後の運営が注目されるところです。何かとトラブルの多かった『FF11』とか大丈夫なんですかね??