散歩/和む散歩ルート

雑司が谷~北参道、副都心線の上を歩く(3ページ目)

いよいよ、東京メトロの9本目の新路線、副都心線が開業する。今回は開業直前の駅をさがしながら路線の上にある明治通りを歩いてみた。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

雑司が谷駅は鬼子母神前にあった

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こんな形でまだシートがかぶったままの駅入り口。これは目白通りの入り口。
明治通りに千登世橋という陸橋がある。昭和8年にできたアーチ型の鉄橋で、目白通りが明治通りをまたいでいるのだ。
明治通りの陸橋の池袋側には、千登世橋教育文化センターというのがある。
ここで、シートのかかった看板を見つけた。これはひょっとしたらと中に入ってみると、ガードマンの方がいらっしゃった。
「ここは、副都心線の駅ですか」
と問えば、そうだとの答え。こちらがいぶかっていると、後ろの白い壁と一体になっている白い引き戸を開けた。するとそこには真新しい通路があった。この先が駅なのだ。開業するとこの壁や戸が取り払われるというわけだ。
「他にもあと2カ所ありまして、一カ所は都電荒川線の鬼子母神前停留所、もうひとつは明治通りにあります」
とのことだった。副都心線の駅名は「雑司が谷」だからてっきり荒川線の「雑司ヶ谷」と連絡しているものだと思っていたが、連絡しているのは「鬼子母神」停留所だった。もっともこのあたりの住所が雑司が谷なので、妥当な名前なのだが、少しわかりにくいかもしれない。
ちなみに都電荒川線は「雑司ヶ谷」、副都心線は「雑司が谷」、このあたりの住所は「雑司が谷」、霊園は「雑司ヶ谷霊園」と「ヶ」と「が」が入り混じり、どうにも難しい。

鬼子母神のケヤキ並木

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鬼子母神大門ケヤキ並木。
鬼子母神の境内は明治通りの車通りが嘘のように静かな場所である。ケヤキ並木があって、なんとも昔をしのばせてくれる。境内には樹齢600年といわれる銀杏の木もあったりして、歴史の重みを感じることができる場所である。
鬼子母神は、安産。子育ての神様として知られている。ちなみに「鬼」の字は上の角がない字が使われており、鬼ではないのだ。
ちなみに鬼子母神は東京に2カ所ある。ここと、もう一カ所は
「おそれいりやの鬼子母神」で知られる入谷にある。

境内にある駄菓子屋は日本最古か

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看板には創業一七八一年とある上川口屋さん。
ここの駄菓子屋さん「上川口屋」さんは有名である。
創業一七八一年とある。駄菓子を買うついでに
「長いことやってらしゃるんですね」
と聞けば、
「ええ、227歳ですから」
と女将さんは言う。
「それにしてはお若く見えますね」と僕。
実際は13代目だそうだ。
置いてある駄菓子は今のものだが、昔はどんな駄菓子を売っていたのだろうか。そんなことを考えながら境内を少し歩いた。
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