三田から渋谷方向へ向かう

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桜田通りを渡ると東京タワーが見えた。
上屋敷から渋谷の屋敷というのは、そのまま歩けば5キロちょっとで、たいした距離ではない。
たぶん昔の人は普通に徒歩で行き来していたものだと思われる。
EZナビで最短距離を割り出して歩いてみたのだが、おもしろい結果となった。
幹線道路はほとんど通らず、昔ながらの道を歩くこととなったのだ。
昔から名前がついている坂道の連続であり、歩いていても実に楽しい。
まずは、桜田通りを渡る。住所が芝から三田へと変わる。

佐土原藩邸跡の長屋

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たぶん昔のお屋敷には塀に沿ってこのような長屋があったはずだ。
赤羽小学校の前をまっすぐ行くと、再び網町三井倶楽部の前を通る。江戸時代には佐土原藩邸があった場所だ。きたときは気づかなかったが、この敷地内にある長屋は当時のものではないだろうか。
先ほども書いたが、三井倶楽部は一般公開されていないため、よくわからない。
先ほど来た道をそのまま戻る。日向坂を降り、二の橋を渡り、そのまままっすぐ行く。
道に名前こそついていないが、古地図などで見るとほぼずっと一本道で渋谷方面へ抜けられることがわかる。
昔の地図は道の名前ではなく坂の名前が記してあるのだ。


仙台坂をのぼる

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仙台藩伊達家の下屋敷があったのでついた「仙台坂」
二の橋を渡ると再び桜田通り。これをまっすぐ進むと仙台坂となる。
住所は麻布十番、元麻布となる。このあたりも昔はお屋敷町であり、今は大使館などが多い地域だ。
ちなみに仙台坂というのは仙台藩伊達家の下屋敷があったことからこの名前がついた。
もちろん古地図にもその名称が記されている。