これが「ホープ軒」のラーメン
「ホープ軒」といえば、豚の背脂がスープの表面を覆っているラーメンで有名である。神宮外苑「ホープ軒」のラーメン 650円 |
20代のころ、このお店はとても有名で一度来たことがある。が、当時としては飛び抜けて脂っこいラーメンであり、僕は受け付けなかった。30代のころ、この近所に事務所を借りていたことがあって、深夜も営業しているこの店に来たことはあったが、やはりダメだなぁという印象であった。
普通に食べられるようになったのは40代になってからだろうか。
深夜の散歩をするとき、何度か訪れたことがある。
ここのラーメンは好みが分かれるところで、好きな人は本当に好きである。
もっちりした麺が旨い
45年間変わらない味なのだそうだ。変わっていくのはこちらの嗜好かもしれない。ニンニクやネギなどの薬味をたっぷり投入して食べるのが僕の趣味 |
僕がここのラーメンが好きになったのは麺からである。自分の嗜好が変わったのか、ここの麺が変わったのかはよくわからないけれど、何年か前に食べたとき、この麺、旨いなぁと感じた。
ドロドロしたスープは相変わらず苦手なのだけれど、テーブルには刻んだネギがあって、これを大量に投入。さらに豆板醤にニンニクなども投入。そうすると脂臭さが減って僕にもちょうどよくなる。
そして、この存在感のある太くて黄色っぽい麺が実に旨い。つるつる食べられる。
肉厚で脂身たっぷりのチャーシューはスープ同様にちょっと苦手だ。
でも、飲み放題のジャスミンティーも脂っぽさを解消してくれる。
ただ、ここの2階の床が滑りやすいのは昔も今も同じだ。