三鷹～世田谷文学館～明大前までの散歩(2ページ目)

西高井戸松庵稲荷神社

道を隔ててみた稲荷神社

以前の記事で、東京にきたばかりの僕を行列のできるラーメン店「丸福」に連れて行ってくれた友人の話を書いた。彼はそのとき、荻窪の清水という場所に住んでいたのだが、その後この松庵へ引っ越してきた。そのため、僕もこのあたりにはよく来た。
松庵稲荷神社の前に建っている案内板を読むと、かつて五日市街道は「青梅街道脇道」と呼ばれ、炭をはじめとする生活物資の輸送に大きな役割を果たしたと書かれている。お参りをして先へ進もう。

梅の花が咲く生産緑地地区

生産緑地地区にあった梅

さらに五日市街道を進むと生産緑地地区というのがあって、そこにはさまざまな植物が植えられていた。畑もあるようだ。
五日市街道のおもしろさは、昔の風景がけっこう残っている点だろう。
なんだか歩いていてホッとする。
また細い歩道も歩きづらいのだが、なんだか昭和の懐かしい道を感じるのだ。

農家が野菜の直売をやっている

新鮮な野菜が売られている自販機。

五日市街道は井の頭通りと平行して走っている。
世田谷文学館のある南烏山へ行くには、そろそろ南下しなくてはならない。
井の頭通り方向へ抜ける道を歩いていると
「本日、野菜の直売をしております」
という看板があった。見れば、農家の庭先に自販機があり、そこに野菜が入っているのだ。
なんともこんなのどかな風景があるので、このあたりを歩くのは本当に楽しい。