散歩/グルメ・行列・銭湯の散歩ルート

荷風が愛したカツ丼を食し、千葉~東京散歩(4ページ目)

文豪、永井荷風が晩年に移り住んだ本八幡。駅前にある「大黒家」で荷風はカツ丼を毎日のように食べていた。荷風の人生最後の食事もこのカツ丼だった。というわけで、本八幡から江戸川を渡り、篠崎駅へ。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

千葉街道より江戸川を越える

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市川橋の隣はJRの電車が走る鉄橋が見える。
市川真間駅を越えるとすぐにJR市川駅が見えてくる。
ここから大きな通り、千葉街道を西へ歩く。昔からここにあったのだろう、古いお蕎麦屋さんだとか、古い商店などもある。
まっすぐ行くと、大きな交差点がある。松戸街道と千葉街道が交わっている。ここが市川広小路である。
さらにその先には大きな川がある。江戸川だ。
千葉県と東京都の境である。そこにかかる橋が市川橋。これをわたって東京都へ。

江戸川沿いを南下していく

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実に気持ちのいい散歩コースである江戸川の土手。
「葛飾土産」の中で荷風は、川を海のほうに歩いている。それはこの江戸川ではなく、さきほどの真間川である。荷風はこの川を海までたどろうと歩き始める。しばらく行ったところで、歩いてきた子供に海までの距離と地名を聞いている。子供は海まではまだまだあるといい、地名は原木(ばらき)と答えたそうだ。荷風はそれで断念し引き返している。
地図で見てもけっこうな距離である。さすがに荷風は歩く人であった。
というわけで、僕も江戸川を歩く。
すぐ近くにはJRの小岩駅があるが、江戸川を南下してみることにした。
なんせこの土手を歩くのは実に気持ちがいい。
しばらく歩き、さすがに疲れたので、土手を降りた。
そこは篠崎であった。
川から少し離れ、やっと都営新宿線の「篠崎駅」を発見。
しかし、考えてみれば「本八幡」から1個目である。



<関連リンク>
大黒家ホームページ
荷風の散歩道
文学の散歩道
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