散歩/グルメ・行列・銭湯の散歩ルート

市ヶ谷、神楽坂、早稲田を和菓子散歩(2ページ目)

和菓子ガイドの原さんとJRの市ヶ谷駅をスタート。神楽坂で親子丼を食べ、和菓子屋さんを巡りながら早稲田まで。とにかく和菓子三昧の散歩であった。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

石段の途中にある別亭鳥茶屋

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石段をのぼっていく原さん。その途中に別亭鳥茶屋があった。
神社が見えてきた。神楽坂若宮八幡神社である。向かい側には若宮公園がある。いよいよ神楽坂だ。
日傘を差し、すたすたと進む原さん。そのあとを着いていく僕。神楽坂の路地を横切り、ずんずん進み、石畳から石段をのぼったところで、前を行く原さんの日傘がすぼんだ。ちょうど階段の途中にある風情のあるお店の前。あ、ここが「神楽坂 別亭鳥茶屋」かぁ。原さんが歩みを速めた理由がわかった。まだ時刻は正午前。なんとか並ばずに中に入ることができた。入り口にメニューが書かれている。迷わずランチ限定の「地鶏親子丼」950円にする。


これはおいしい! 地鶏親子丼

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これがランチ限定の「地鶏親子丼」950円。実においしい。地鶏だけあってコクのあるお肉におダシがおいしい。そのおダシになじんだご飯もおいしい!
二階の座敷に通される。周りのお客さんたちもみんな地鶏親子丼を食べている。ほどなく、大きな器で出てきたのが地鶏親子丼。これはおいしい。しかもボリュームたっぷり。鳥肉を食べると、これがもう味が濃い。ぷりぷりしている。卵とよくなじんだおダシもいい。パクパク食べる。しかし、このあと和菓子を食べるのに、こんなに食べちゃって大丈夫なのかなぁ。
お腹いっぱいになって表に出ると、驚いた。長蛇の列ができている。さて、腹ごなしに少し歩こう。


亀井堂のクリームパン!

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これが「亀井堂」のクリームパン。150円。おいしい!
少しブラブラと神楽坂を歩くことにした。赤城神社を抜けて、赤城坂。坂をくだっていくと、
「あ、亀井堂じゃないですかぁ」
と原さん。スタスタお店に入って、クリームパンと栗あんパンを買って出てきた。
「あったかいんですよ」
と包みをさわっている。すぐに食べたほうがいいというので、自販機でお茶を買い、白銀公園へ。日陰のベンチでクリームパンを食べる原さん。僕も少し分けてもらったのだが、これがたしかにうまい!
クリームがまだ温かい。ふわふわしたクリームだ。栗あんぱんもいただく。これもうまいねぇ。驚き!
しかし、これって和菓子なんだろうか。
「あんぱんなんかは日本独自のものだから和菓子でいいんじゃないんですか?」
と原さんは言う。なるほどねぇ。
しかし、こんなに食べて、和菓子が食べられるのだろうか。不安だ。
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