早咲きの桜を求めて高田馬場～早稲田散歩(2ページ目)

古書店、ラーメン店が次々と現れる

ビルの谷間に子育て地蔵尊が突然あったりする早稲田通り

地下鉄東西線の高田馬場駅から早稲田駅まで間の早稲田通りを歩くのけっこう大変だ。舗道が狭いのだ。そこに人が大勢歩いている。朝から晩までいつも人が歩いている。歩いているのは学生、ビジネスマン、そのほか多くの人々だ。時に自転車も通る。そのためこの狭い舗道は歩きづらい。それでもこの通りが魅力的なのは、楽しい商店があるからだ。

前述したようにただ歩けば20分だけれど、いろいろな店をのぞいて歩くと、かなりの時間が必要となる。多い店のひとつは古書店。学生街ということで、小さな古書店がいくつもある。それにラーメンロードといわれるようにここには有名ラーメン店がいくつも軒を並べている。早稲田通り沿いだけではなく、裏路地あたりにも有名店があり、散歩者には楽しい通りである。しばらくのぼり坂になっており、明治通りを渡ると今度は少しくだり、住居表示も西早稲田に変わる。さらに行くと早稲田通りは右にカーブしている。さらに急な坂をくだる。

この前日に火事があり、長く続いた写真館などが焼け、１人の方が亡くなっている。まだ警察や消防の車があり、辺りは焦げ臭い匂いが漂っていた。思わず手を合わせる。