親子丼と鯛焼きを日本橋で食べる
「とく親子丼」大盛り1000円なり。味が肉までしっかりしみて、うまい! |
「だったら、あそこの親子丼を食べてみたいんですよね。ほら、なんてったっけ。そうだ、『玉ひで』だ」
あー、僕もテレビで見たことがある。あそこ並ばないとダメなんだよねぇ。事前にいろいろ調べたのだけれど、やはりある程度早い時間に並ばないと、かなり待たされるようだ。
というわけで、僕たちは11時に「玉ひで」に行くことにした。場所は、地下鉄日比谷線の人形町駅、A2番出口。地上にあがって、右へ行くと、「玉ひで」はすぐにわかった。すでに人が並んでいるからだ。
時刻は11時。すでに20人くらいの人が並んでいる。僕たちが列に並んでいると、本当にあっという間にその後ろにも人が並ぶ。ほどなく店の男性が出てきて、列を折り返してくださいと舗道の両端に列を整える。
開店するのは11時30分なのだが、すでに50人ほど並んでいるだろうか。と、11時15分くらいに店から女性が出てきて、何人組かを聞かれる。あとでわかったのは、うまく着席させるためである。後ろに並んだ常連らしき人が、「このあたりまでは最初に入れるから大丈夫だよ」と言っている。30人目くらいの人である。
12時をまわれば、すでにこの行列。11時10分までに並ぶのが吉 |
まず、入り口で靴を脱ぎ、食券を買う。僕は1,300円の「元祖親子丼」、Nくんは1,000円の「とく親子丼」大盛り(普通は800円)にする。元祖親子丼のほうは、明治に発案された軍鶏の丼だ。驚いたことに軍鶏はクセがなく、とてもやわらかい。Nくんの「とく親子丼」は鶏肉で、卵の部分を少しもらったが、濃い目の味付け。元祖親子丼のほうが薄味で上品な味付けになっている。
並んで食べるだけのことはあったなぁ。11時50分過ぎには食べ終わり、店を出た。さあ、次は鯛焼きだ。