ボディボードの誕生は1970年代初頭のアメリカと言われています。 しかしサーフィンやボディボードが生まれるずっと前から、世界中のビーチに「波乗り」という遊びは存在していました。 手に小さな板を持ったり、あるいは何も持たなかったりと形は様々です。 波乗り独特の、あの、浮遊感やスピード感に、数多くの人々が魅せられたのは、今に始まったわけではないんですね。
最もシンプルなボディサーフィンは一切道具を使いません。 ポイントはただ1つ。 波を良く見て「乗れる波」を見極めること! (う~ん、ボディボードの最初の一歩と同じですネ) 以下波に乗るポイントをご紹介しますので、ボディボードと比較しながらイメトレしてみると面白いですよ。
<1>あまりアウトに出ない
泳げない方の場合は足がつくところでないと危険です! またテイクオフ の時に海底を蹴って乗る方が推進力がつきます。 もちろん泳ぎに自信があれば少し沖に出ても構いませんが、波待ち中はずっと泳いでいなければなりません。 またいざという時にも、ボードという「救命道具」はないので、くれぐれも無茶をしないように気を付けましょう。
<2>波待ち
乗れるような波が来るまでは、ボディボードと同じようにドルフィンスルーをして波をやり過ごします。 ボードがない分浮力もないので、ずっと楽に波の下に潜り込めますよ。
<3>ホレた波を見つける
波のサイズよりも形が重要です。 フィンを付けない状態なので推進力はほとんどありません。 そのためホレた波でないと滑り出す事が出来ないのです。
<4>ブレイクする瞬間の波に乗る
波がブレイクする瞬間に合わせて岸に向かって泳ぎだします。 このタイミングはボディボードよりワンテンポ遅いですね。 しかし泳ぎ出すのが遅いと当然波に置いて行かれてしまいます。