波情報のチェックも以前よりずっと簡単になりました。
しかしこれら貴重な情報源は、もちろんボディボーダーだけを対象に
したものではありません。
現地情報の多くはボーダーではなくサーファーの方がリポート
してきてくれているものです。
ひと口に波乗りといっても、ロング、ショート、ボディボード、と
使うボードの種類によって、適した波やコンディションの解釈は
変わってきます。
情報のコメントが悪くても見方を変えれば、ボディボードなら
楽しめるコンディションだったりすることもあります。
そこで今回は
「ボディボーダーの視点での波情報のチェックのコツ」
をご紹介しようと思います。
週末の波予想の参考にしてくださいね。
●面ざわつきブレイク速くワイドダンパー流れもきつい
風の強すぎるコンディションの時は、よくこんな情報を見かけます。
波のショルダーがつながってしまうので、長く横に乗ることは
できませんが、一気にホレてサイズもかなりあるようなら
思い切って突っ込んで瞬間チューブ感覚を味わうこともできます。
またリップに上がってエルロロやエア系の練習もできます。
サーファーには嫌われがちなダンパー波ですが
エア系の技の練習には波の崩れるパワーを借りる事ができるので
ピッタリです。
ビギナーの方であれば、波が崩れたあとのスープで
ライディングの練習をしてみてはいかがですか?
ダンパー波でインサイドまで乗り継いでくるサーファーは
あまりいないので安心練習できますし
ダンパー波の崩れた後はスープにも力があるので
簡単にす~っと波に乗る事が出来ますよ。
●トロくダラダラウネリ割れづらくテイクオフのみ
快晴・無風の日などによく見かけるコメントですね。
普段はショートとボディボードがメインになるポイントも
ロングの出没率がぐんと上がるコンディションです。
こんな時ショートではテイクオフするのがつらくなりますが
ボディボードならインサイドよりに下がって
ロングの人が取り損ねたウネリをゲットする、という手があります。
もちろん脚力に自信があればアウトに出てロングと同じポジションで
ウネリから乗りましょう。
なだらかに続く波のフェイスはスピンやカットバックの練習に
ピッタリです。
ブレイクが遅い分技をしかけるタイミングなど色々な事を考えながら
乗り継ぐ事が出来ます。
ドルフィンが苦手な方はこんな波の時に特訓してみましょう。
ドルフィン返しをくらって巻かれる心配もないですよ。
●膝スネサイズほぼフラットショアブレイクのみ
一般に胸、腰など波のサイズを表す用語は
サーファーがテイクオフする時の足からの波の高さが基準に
なっています。
スネじゃあ乗れないかな、と思ってしまいがちですが
サーファーの立ち位置でのスネは、ボディボーダーの基本スタンスの
頭くらいです。
波情報のサイズはあくまでサーファーの為の目安と考え
ワンサイズ大きめに見るとちょうどいいですよ。
またフィンを履いているボーダーはショートよりもテイクオフが
楽なので、ほぼフラットでもあきらめずに入ってみると
存外乗れる波だったりすることもあります。
波情報はサーフィン(主にショート)対象の情報である事を意識して
チェックしましょう。
それでは、実際におすすめサイトでご紹介している
波情報サイトをのぞいてみましょう!
●おすすめサイトのご紹介
★「湘南の波情報」 | ←湘南・西湘のBBガイド |
★「伊良湖波情報掲示板」 | ←浜松・伊良湖のBBガイド |