BOAチェックを実際にやってみよう!
BOAブーツには必ず予備ワイヤーが付いています |
BOAブーツを購入すると必ず予備ワイヤーが付属されていますので、その袋の中にある「レースツール」と呼ばれる小さな黄色い棒を取り出します。
ダイヤルをプッシュした状態で作業をします |
レースツールを取り出したら、まずはBOAダイヤルをプッシュし、赤いラインが見えない状態にします。
レースツールを挿し込むとこんな感じになります |
ダイヤルの中心にはよく見ると小さな穴が空いています。その穴にレースツールを挿し込み、しっかりとレースツールが噛み合う感覚を感じたら、反時計回りにまわしてダイヤルのツマミを取り外します。
ワイヤーをすべて引き出した状態にする |
ダイヤルのつまみを外したら、左右のワイヤーを引き、ワイヤーが巻かれていない状態にします。
上下の窓に穴が2つ並列した状態になります |
ワイヤーをすべて引き出すと、右の写真のように、中央の穴の上の窓に2つ、下の窓に2つの穴が並列する状態になります。上の窓は「左がセットねじ」で「右が覗き窓」、下の窓は「右がセットねじ」で「左が覗き穴」です。ワイヤーはセットねじを締めることで止められていて、ここが緩んでいるとワイヤーが抜けてしまいます。BOAチェックではこのセットねじの締まり具合を確認するのが目的です。
左側のセットねじをレースツールを使ってしっかりと締める |
順番は上、下どちらからでもオッケーですが、ここではまずは上窓からチェックします。上窓の右側にある覗き穴からワイヤーの先端が見えているのを確認したら、左側のセットねじをレースツールを使ってしっかりと締めます。
右側のセットねじをレースツールを使ってしっかりと締める |
下窓も上窓と同じように、左側ののぞき穴からワイヤーの先端が見えているのを確認したら、右側のセットねじをしっかりと締めます。
8、ダイヤルのつまみを取り付ける
上下ともしっかりとセットねじが締まっていることを確認したら、再びダイヤルのつまみを被せます。そしてレースツールを中心に挿し込みしっかりと締めたら、BOAチェックの完了です!簡単でしたね!
アドバイス
ダイヤル、ワイヤーとも部品のみで購入できます |
またもしワイヤーが切れてしまったり、ダイヤルが壊れてしまっても、ショップに行けば予備部品が売っています。ワイヤーの長さは、ブーツのタンの裏にタグ表記されていますので、事前に確認しておきましょう。ワイヤーの交換方法、ダイヤルの交換方法は「BOA LACING SYSTEM」の「SPARE LACES」に詳しく載っていますので参考にして下さい。自分でも簡単に交換することができますが、わからないことがあればショップスタッフに遠慮なく質問しましょう。
それでは次回もお楽しみに。
赤いお店が目印。靖国通り沿い駿河台下交差点のすぐ近くです。 |
Minami 神田REDS店
http://www.minami.co.jp/index.jsp
〒101-0052
千代田区神田小川町3-6-16
伸幸ビル1F(Yahoo!地図情報ではココ。JR「お茶の水駅」より徒歩10分。都営新宿線「小川町」より徒歩3分)
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