ノーズの反発をうまく使って跳ね上がるのがノーリー |
「ちょいうまテクニック」の第5回目は、ボードのノーズを使って跳ね上がる「ノーリー」にチャレンジします。遊び心がいっぱいに詰まったノーリーは、まさにオシャレボーダーのためのトリック。オーリーに加えてノーリーもマスターすれば、単純にトリックをする楽しみが今より2倍になりますので、仲間や彼女と一緒にワイワイ楽しみながらやってみましょう!
南雲武仁(ナグモタケヒト) |
ではさっそく始めましょう!
オーリーとノーリーの違い
■ボードのノーズ部分の反発を利用する!ボードのテール部分(後ろ足より後ろの部分)の反発力(フレックス)を利用して跳ね上がるオーリーに対して、ノーリーではボードのノーズ部分(前足より先の部分)の反発力を利用して跳ね上がります。空中に跳ねる理屈や動作は「オーリー」と同じなので、まずはオーリーをしっかりとマスターした後に練習すると、ノーリーの上達も早いでしょう。また高く跳ねる為にはオーリー同様に、ボードのフレックスを最大に生かすための動作とタイミングを体で覚えることが大切になります。
■オーリーよりも難しい
実際にやってみると、ノーズを弾くのは結構難しい |
またオーリーに比べて「高さ」を出すのが難しいのも、スピードが出れば出るほどしっかりとノーズへ乗り込むという動作が難しくなるからです。ただ、簡単そうに見えて実は難易度が高いトリックだからこそ、玄人好みなオシャレトリックとされる所以。その辺も頭で理解しつつ、楽しみながら練習してみましょう。