宮崎義仁監督になってからは、ナショナルチームのメンバーとして、ITTFプロツアーに参戦している。世界のトップクラスと対戦し、彼はどのような手ごたえを感じているのだろうか。
「一度、シュラガー(オーストリア)とやったんです。3-0でリードしてから逆転負けしたんですけど、バックとかブロックとか効いてたんですよ。特にバックの表ソフトで前に落とすのが。そこから逆転されたのは、フワー、フワーというボール。これがけっこう深くて、ぼくがプッシュできなくて、フォアで回ると、後ろからゴーンとカウンター。それをやられたんです。
バックに関しては、自分で言うのもなんなんですけど、自信はあるんですよ。でも、バックが効かないとき、あるいはフォアを攻められたときに、どう対処していくかが今後の課題ですね。足を下がりながら打っちゃうと当然戻りが遅くなるんで、準備をして狙っていかないとだめですね」