卓球/卓球関連情報

02~03年スーパーサーキット開幕特集(1) 夢の舞台を彩る豪華な役者たち(2ページ目)

国内外のトップ選手たちが国内11か所を転戦するスーパーサーキット(Super Circuit)が6月26日、1年にわたるシーズンの幕を開けた。スーパーサーキットの開幕特集(全3回予定)の1回目。

執筆者:壁谷 卓

豪華な顔ぶれ

このスーパーサーキットの最大の目玉は、世界のトップクラスの選手が多数参戦していることだろう(カッコ内は国籍とシーズン開幕直前の世界ランキング)。

昨シーズンから参戦しているパーソン(スウェーデン、22位=写真上)、ガシアン(フランス、34位)の世界チャンピオンコンビをはじめ、金擇洙(韓国、12位)、プリモラッツ(クロアチア、15位)ら10名の海外選手に、日本から松下浩二(47位)らが加わっただけでもかなりの反響があったと聞くが、今シーズンの新規参戦選手の顔ぶれはさらにすごい。

サムソノフ(ベラルーシ、4位=写真中)、ジャン・ミッシェル・セイブ(ベルギー、5位=写真下)、蒋澎龍(チャイニーズ・タイペイ、10位)、劉国梁(中国、11位)、クレアンガ(ギリシャ、13位)、ロスコフ(ドイツ、16位)、コルベル(チェコ24位)。日本からは偉関晴光(39位)、三田村宗明(121位)が新たに参戦するほか、ナショナルチーム推薦の選手が2名加わることになった。

「それ以外にも参加したいという選手がすごく多いんです」とキングアンドクイーン代表取締役の三木圭一さんはいう。

「でも、すべての選手を受け入れると規模が大きくなりすぎるし、いまのところ参加する選手の協会の承認も必要なんです。たとえば、サムソノフならベラルーシ協会からの許可証が必要で、オープン参加という形にはできないんですね。ですから、予選をやるから、そこにはできるだけ多くの選手を参加できるようにと、協会と話をしているところです」
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