“私が活躍することで偏見を変えた”
WWE女子王座のグッズを手にしたビクトリアは、思わず「I miss it!」(C)kawazu |
「WWEから面接の連絡を貰ったわ。でも、面接まで3週間しかなくて、あまり時間がなかったんだけど、まずはレスリングを覚えるためにgoogleでレスリングスクールを探したの(笑)。そうしたら、カリフォルニアには、UPWがあって、ここで手ほどきを受けたわ」
――その後、WWEでのキャリアがスタートする訳ですが、入団前と後での感想は?
「ベリー・ディフィカルト(難しい)!ハァ~(突然、タメ息をつく)」
――理想と現実は違ったということですか?
「業界の人しか知らないルールってあるじゃない?
私も最初は、そのルールを知らなかったの。アメリカでは、それこそ先輩・後輩の関係とか、そういう(縦社会)習慣って、それほどないんだけど、レスリングの世界は違ったのね。とても厳しかったわ」
――具体的には?
「私が何かやることで、先輩の反発をかってしまったこともあったの。でも、後々私が頑張っていくことで、先輩達のリスペクトを得るようにもなったわ」
――ルーキーイヤーのトレーニングは、どこでどのようにされていたのですか?
「テネシーのメンフィスではMCWというところでトレーニングをしていたわ。でも、最終的にはケンタッキーに移って、OVWでレスリングを学ぶようになったの。その時、一緒に練習したのが、ジョン・シナ、バティースタ、ランディー・オートン、マーク・ヘンリー、ユージーン。ブロック・レスナーもそうね。今、テレビショーに出ている多くのトップ選手が練習していたし、とても素晴らしいスクールだったわ」
――それで今の活躍へと繋がってくるのですね。
「まだ、活躍とは言えないわ」
――あっ、失礼しました。ベルト奪回を狙っていると?
「(WWEグッズの女子王座のベルトを抱きしめて)I miss it !!!」
――最後になりますが、ビクトリアさんは、ベンチャービジネスもされていますね。
「そう、カスタムカーショップをやっているの。MTVで『Pimp My Ride』(日本では、MTVジャパンで『Pimp My Ride 車改造大作戦!』という名で放送)っていう番組があるんだけど、そんな感じかしら。ベンチャービジネスも、カスタムカーの世界も、女性が入り込むような世界ではないとされているけど、私がこの分野で活躍することで、こうした偏見を変えることもできたと思うわ」
――チャレンジ精神旺盛のビクトリアさんですが、今、一番興味あることは何になりますか?
「レスリングやベンチャー・ビジネスもそうだけど、バイク乗ったり、動物も好きだし、カラオケも好き。もっと時間があればいいなって思うのよね(笑)」
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