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近藤&“brother”闘いの軌跡(前編)(2ページ目)

近藤修司、“brother”YASSHI。前例のない早さで、プロレス界を駆け上がり続ける二人。そんな彼らに、これまでのレスラー人生を振り返ってもらうと、成功のヒントが随所に見られた。

執筆者:川頭 広卓

「全てはタイミング」(近藤)/「緊張感なくしたら終わり」(brother)

プライベートでも仲の良い二人。名チームの秘訣は役割分担に
ガイド:実際、2004年末にドラゴンゲートを退団して他団体に活躍の場を求める訳ですが、非常に短い期間で結果を出し、ブレイクしたのではないかと思います。

近藤:まあ、最初はプロレス辞めてもいいなという気持ちでしたから、運とタイミングだけは良かったですよね。(ドラゴンゲートを)辞めるタイミングも、全日本に上がるタイミングも。

ガイド:タイミングですか?

近藤:それだけですね。

brother:俺はそれに乗っかっただけやな(笑)。

ガイド:日本のトップ選手と肌を合わせるようになって、改めて感じるようになったことは?

近藤:何が違うのかというと難しいですけどね。オーラ、想い。気持ちの部分とか、全てが重いですよね。やること一つ一つとってしても。それが歴史(キャリア)なのか、何なのかは分からないですけど。(brotherに)何も考えてないだろ?

brother:うん。何も考えてへん。

ガイド:しかし、お二人に関しては、どんな選手を目の前にしても、楽しんでプロレスをしているように感じます。

近藤:brotherはそうでもない。意外とこう見えて、試合前緊張して吐いたりしてるよ。最近はそうでもないみたいだけど。

brother:緊張感あるってことやから、いいことやん。でも、緊張感がなくなる方が怖いよな。逆に。やってる意味ないやん。

後編へ続く)



近藤修司 :1978年1月21日生。静岡県富士市出身。173cm、105kg。闘龍門メキシコに8期生として入門。2001年5月、メキシコ・アレナ・ロペスマテオスでデビューを果たす。2004年末には、これまで所属していたドラゴンゲートを解雇されるが、主戦場を全日本プロレス、エルドラド(ドラゴンドア)に移すと一躍大ブレイク。強烈な存在感と圧倒的なパワーで、現在もプロレス界の中心選手として大活躍。アジアタッグや全日本ジュニアといった主要メジャータイトルの戴冠も果たした。必殺技はキングコングラリアット、ランサルセ。

“brother”YASSHI :本名、辻本恭史。1982年1月26日生。京都府宇治市出身。173cm、80kg。闘龍門メキシコに7期生として入門。2000年10月、メキシコ・アレナ・ロペスマテオスでデビューを果たす。ドラゴンゲート時代は、バイプレーヤーとして活躍するも、ヒール転向後、天性の才能が一気に開花。独自のキャラクターに、インサイドワーク抜群の試合運び、絶妙なマイクアピールも加わり大ブレイク。現在は近藤修司とのコンビを中心に様々な団体を渡り歩く。必殺技はフライング・ビッグヘッド、ターンテーブル。



■近藤修司、“brother”YASSHIが活躍するホームリング『エルドラド』!
次回大会は、8月22日(火)開場18:00/開始19:00~新宿FACEで開催。二人の活躍を見逃すな!!!

エルドラド『BIG TIME CHANGES』新宿FACE大会
・日時:8月22日(火)開場18:00/開始19:00
・チケット:A席6000円/B席5000円/C席4000円(当日券1000円増)
・問合せ:エルドラド事務局03-5683-5022

■関連リンク
エルドラド・オフィシャルサイト
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