【7位】 ホークス王監督、胃ガンで入院・手術成功
春にWBC日本代表を率いて「世界一」監督となった、ソフトバンクホークス・王監督だったが、シーズン途中に胃ガンが見つかり、手術を敢行。胃をほぼ全摘出する手術は成功、現在は休養中。チームは森脇監督代行が率いるも、城島らの離脱による打線低下でシーズン3位に終わる。プレーオフ第1ステージでは西武を下すも、第2ステージで日本ハムに破れ、悲願のプレーオフ制覇=パ・リーグ優勝をまたしても逃す。
【6位】 巨人、前代未聞の大失速、視聴率も低迷
開幕時のロケットスタートで首位を独走していた巨人も、交流戦から大失速。交流戦前まで12あった貯金は、交流戦中の6月から7月にかけての8連敗・10連敗・9連敗で全て吐き出し、7月終了時点では借金13まで転落。地上波巨人戦の視聴率も低迷し、2ケタを記録することが少なくなり、放映数も減少。プロ野球の伝統的構造が変化しつつあることを否応なしに実感させられる。
【5位】 中日ドラゴンズ、2年ぶりセ・リーグ優勝
一方、落合監督の中日ドラゴンズは、手堅い試合運びで交流戦後に首位に立つと、そのまま逃げ切り、2年ぶりのセ・リーグ優勝を果たした。シーズン終盤は2位タイガースの猛烈な追い込みに苦しみ、落合監督も涙した優勝だった。印象的なのは、41歳のベテラン、山本昌が9月16日の対阪神戦で達成したノーヒット・ノーランだ。直接対決の劇的な勝利により優勝マジックを15とし、ペナントを決定づけた。
【4位】 熱戦続く夏の甲子園、ハンカチ王子フィーバー
打高投低の傾向が際立った2006年夏の甲子園は、試合終盤の大波乱続出など、熱戦続きで大いに盛り上がった。そんな中、早稲田実と駒大苫小牧の決勝戦は斉藤・田中の両エースの好投で再試合となるなど、最後まで劇的な展開を見せた。優勝した早稲田実の斉藤は「ハンカチ王子」フィーバーを巻き起こした。
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