また四国勢ではお馴染みの尽誠学園(香川)、明徳義塾(高知)がエントリー。
【尽誠学園】
尽誠学園は昨年センバツ8強となったチームに比べると目立った選手はいないものの四国大会を制覇。井上敦之、酒井光生、下田大輔の3投手で甲子園に臨みます。
【明徳義塾】
明徳義塾は尽誠学園に四国大会で惜敗し準優勝に終るものの、打線ではプロ注目のショート・森岡良介選手を中心に、昨年の夏の甲子園を経験した選手が中軸に構え、またエースの田辺佑介投手も甲子園経験済み。チーム最高は83年大会のベスト4ですが、それ以上の結果を目指します。
九州勢では注目は九州学院(熊本)、樟南(鹿児島)に集まりそうですが、面白そうなのが福工大城東(福岡)。
【福工大城東】
エースの松本望投手は右のサイドハンド。スライダーを武器に投球回数を上回る奪三振(96回・117奪三振・被安打39本)をマークしており、防御率は大会出場選手中トップの0.84!大会でも有数の好投手を擁するだけに、上位進出も夢ではありません。
そして「21世紀枠」では鵡川(北海道)、松江北(島根)の両校が選出されました。
【鵡川】
鵡川は人口7000人余りの鵡川町に学校があり町民の夢も乗せて活躍が期待されるところ。北海道大会ではベスト8進出など甲子園でも全国のチーム相手にどこまで戦えるか注目です。
【松江北】
松江北は全国でも有数の進学校。OBには元首相の竹下登氏もいます。中国大会では1回戦コールド負けで姿を消しましたが、エースの楠井一騰投手は勉強では東大を目指す頭脳派。他の出場校に比べると実績では劣る面は否めませんが、頭も使った野球でどこまで食い込めるか注目です。
と駆け足でしたが、今大会の注目校をご紹介しました。他にも紹介しきれなかった高校もありますが、それらも含めて出場32校が紫紺の優勝旗を目指して激突します。新しいドラマは生まれるのか?スターは出てくるのか?楽しみなセンバツ大会は3月25日より開幕です。
関連リンク集
日本高等学校野球連盟 http://www.jhbf.or.jp/
日本学生野球協会 http://www.student-baseball.or.jp/
阪神甲子園球場 http://www.hanshin.co.jp/koshien/
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。