祝!2次予選突破。
5月1・3日に行われたミャンマーとの2戦を3-0、5-0で制し、最終予選進出を決めた。本来2次予選は、ホーム&アウェイで行われるが、今回は日本で2戦が行われた。1戦目の国立競技場はホーム、2戦目の味の素スタジアムがアウェイの扱い。固さが目立った試合内容で課題も多いが、まずは突破を喜びたい。
■アテネオリンピック2次予選 第1戦 日本vs.ミャンマー
■アテネオリンピック2次予選 第2戦 ミャンマーvs.日本
■代表メンバー
さて、22歳以下(オリンピック開催時は23歳以下になる)の代表が目指すアテネオリンピックだが、ここで日本サッカーと過去のオリンピックでの歴史をまとめてみよう。
オリンピック初出場、そして「ベルリンの奇跡」
日本が初めてオリンピックに出場したのは1936年のベルリンオリンピック。この大会ではエントリーがちょうど16ヶ国だったため予選なしで出場する事ができた。1回戦の相手は優勝候補の一角スウェーデン。
1936年8月4日、日本サッカー史に残る「ベルリンの奇跡」は今はなきヘルタ・プラッツスタジアムで行われた。前半0-2とリードされた日本は、終了5分前に3-2と逆転に成功。勝った瞬間には、興奮したドイツの観客がピッチになだれ込んだという。スウェーデンの実況中継は「ここにも日本選手、ここにも日本選手」と、運動量豊富な日本を表現している。
2回戦では、金メダルのイタリアと戦い0-8と大敗したが、見事な活躍だった。このあと世界は第2次世界大戦に突入し、1940年に行われる予定だった東京オリンピックも幻となった。
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