フレームをどのようにまとめるのか、ここがうまく写真を撮る最初の関門と言ってもいいかもしれません。同じ被写体でもフレームの中の配置を変えるだけで、見栄えが大きく変化します。
今回の「デジカメ超ビギナーシリーズ」では、デジカメにある機能を使い、最も簡単にできる効果的な構図の作り方をレクチャーしましょう。
グリットラインは構図作りにとっても便利!
デジカメの液晶画面に表示させたグリッドライン。このグリッドライン、構図作りにとても便利なものなのです |
グリッドラインは設定画面より表示させます。ほとんどのコンデジで表示できるようになっています。 |
デジカメの液晶画面にはどんな表示がされていますか。液晶画面の表示内容は、設定によって変わるのでそれぞれのカメラごとに違っています。
撮影設定項目が周囲に表示されているのもあるでしょうし、まったくなにも表示させないで使っている方もあるでしょう。
液晶画面には、設定項目だけではなく、構図を作る時にとても便利なものも表示させることができます。それは、グリッドラインと呼ばれる線を画面に表示させること。
グリッドラインとは、画面を1/3に区切ったところから縦横にラインを引いたものです。では、このグリッドラインはどのように使うのかご存知ですか?
なんとなく被写体を画面の中で区切るときに使うようなイメージはしますね。このグリッドラインは、構図作りにとっても便利なラインなのです。
ほとんどのコンパクトデジカメでは、このグリッドラインを液晶画面に表示させることができるはずです。まずは、設定画面からこのグリッドラインを表示させてみてください。
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