明るさで紅葉の雰囲気が激変
露出補正マイナス1.3で撮影。マイナス補正で暗く写ります |
露出補正プラス1.0で撮影。銀杏の葉は、プラス補正で明るく撮ったほうがきれいに見えます |
紅葉を撮るときは、やはり出来るだけきれいな葉の色を写真に残したいという場合が多いでしょう。きれいな色で撮るときのポイントのひとつが明るさ。この場合、写すときにどの程度の明るさで写真に写すかということになります。
写すときの明るさを調整する機能がデジカメに付いています。露出補正機能がそれ。これは、コンパクトデジカメにもデジタル一眼どちらにも搭載されている機能です。
露出補正機能をプラスにすることで明るく写り、マイナスにすることで暗くなっていきます。機種によって設定方法が異なりますので、取扱説明書で設定のしかたを確認してください。
一般的に、赤い色の濃さを強調したい場合は、マイナスに設定します。黄色の銀杏の色を晴れやかにしたいときは、プラス設定します。
露出補正機能は、0.3、0.7、1.0など三分の一ずつ小刻みに調整させることができます。実際に撮影して画像を確認しながら、どの程度の補正するのかを決めていくとよいでしょう。
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