撮る対象や撮り方によって選び分けるのが撮影モード
例えば花のクローズアップを撮るのであれば、クローズアップモードを選ぶように被写体や撮り方によって撮影モードを選ぶとより被写体に合わせた撮影ができるようになります |
撮影モードは、大きく分けて二つあります。ひとつは、撮る対象物、つまりは被写体によって選べる撮影シーンモード。これは、被写体ごとに撮影モードを選べば、それに合わせてカメラが自動でそれに合う設定で撮影ができるようにしてくれるというもの。風景モードやポートレートなどと呼ばれるものです。
これら撮影シーンモードは、エントリー機から中級機の初めてデジイチを使うユーザーが多い機種に搭載されています。
もうひとつは、半自動モードやマニュアルモードで撮影するときのための撮影モード。写真撮影にある程度慣れてきて方がよく使うのはこれらのモードです。
半自動モードとは、レンズの絞りかシャッタースピードどちらかは撮影者が選んで設定するとそれに合わせて露出をカメラが算出してくれるという機能。絞り優先モードとなどがこれにあたります。マニュアルは、絞りもシャッタースピードもすべて設定して撮影するときに使います。
これらのモードは、撮影についての知識もある程度必要な撮影方法と言えます。まだ、これらのモードを使って撮影しなくてもいいですが、デジイチにはこのような撮り方ができる機能もあることを覚えておいてください。
ビギナーが使いやすいのは、撮影シーンモード。撮影する被写体ごとに大きく分けられているのでそれに合わせる選択だけをすればOK。基本的に被写体ごとに特徴を捉えた露出設定に自動で合わせてくれるので撮影する被写体がきれいに撮れるように考えられています。
撮影に少し慣れてきたら、被写体に合わせて撮影シーンモードを選んで撮影してみましょう。モードによって写り方の違いがあることに気がつかれると思います。
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