デジカメ超ビギナーシリーズの第1回目は、最近よく耳にすることが多くなったデジイチとはどんなカメラなのか、その特徴を紹介していきましょう。
デジイチはコンデジと比べて大きい
デジイチとコンデジの比較。機種によっても変わりますが、デジイチはコンデジの数倍大きく、重くなります |
デジイチ(デジタル一眼レフカメラ)は、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)と比較してまず気がつくのがそのサイズの違い。デジイチはコンデジの数倍大きく、重量も重くなります。
デジイチが大きい理由は、画像を記録するセンサー部分がコンデジと比べて大きくなることやレンズを通ってきた光を屈折させてファインダーで画像として見るために必要なミラー(鏡)がボディ内にあることからどうしても大きくなります。
それでも最近のデジイチは軽量、小型化が進み、以前よりはコンパクトに作られている 機種も多くなりました。中には、ミラー部分を省きさらに小さく設計されたデジイチも 開発されています。
画像センサーが大きい分、きれいに撮れる
画像を記録する画像センサー部分(中央)。写真は、ミラー部分を省いて軽量型にしているLUMIX G1。G1についてはこちらの記事もご参考に |
では、サイズの大きいデジイチにはどんなメリットがあるのでしょうか。
画像を記録するセンサー部分がコンデジと比べて大きいと書きましたが、単純にセンサー部分が大きいことでコンデジよりは画像がきれいに撮れます。
機種によっても比率はことなりますが、コンデジとデジイチのセンサー面積は約15倍もデジイチのほうが大きくなります。それだけ高画質の画像を記録できるのでコンデジの写真よりきれいに仕上げることができます。
背景をボカした効果などもデジイチの画像のほうがよりはっきり撮れます。
よりきれいな画像を撮ることを目的にするのであればデジイチを使って撮影するのがいいでしょう。
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