広い範囲を見せてイメージさせるパターン
前ページのピンポイントの場合とは、対照的に広い範囲を写しイメージさせる画像もあります。街の風景などがその好例です。ここでのポイントは、広く写っているものが画面全体に写っていて、それがなにかをすぐにわかる画像にするということです。広く写っていても、それがなにかわからなければイメージできません。
見た瞬間に「ああ、ここの街はこんな感じなんだな」とイメージさせることが大事。
レンズの広角サイズについては、『レンズサイズ28ミリで撮ってみよう』も参考にどうぞ。
それでは、いくつかの例でご覧ください。
東京の街のイメージショット。高いところから広く密集する街を撮影。一目で大都会ということを連想させます |
大阪の通天閣。周りにイメージを作りやすいものが揃っている場合の好例。大阪のイメージショットとしては定番 |
雑踏のイメージ。人が多く行き交うところを広く撮り、都市のイメージを撮ってみた例。広い範囲でたくさんのものや人がいるというところを見せることで都市を表現してみました |
次のページでは、旅を例にしたイメージショットの作り方の例をご覧ください