ピンポイントで見せるイメージショット
イメージショットの撮り方もいくつか方法があります。まずは、ピンポイントで見せるという方法です。ここでは、イメージさせたいものだけを画面に入れて撮影します。無駄な部分は出来るだけ画面に入れないことで、被写体のインパクトが強まり、より印象度の高いイメージを与えることが出来ます。
私的なイメージを起こすものが画面に入らないように気をつけて画面構成するようにします。
レンズサイズの100ミリ以上の望遠系を使い、画面の幅を狭くすると撮りやすいでしょう。レンズサイズについては、「あゆは28ミリ」の28ミリってなんだ?を参考にしてみてください。
ここでは、横浜中華街のピンポイントイメージショットを作例にご覧ください。
中華街の門のアップショット。「中華街」と書かれた誰が見てもそのものをイメージするものを大きく撮ることでインパクトを与えるイメージショットになります |
中華まんのイメージショット。その場所を象徴するものを撮ることでもイメージを与えることができます |
中華街での提灯。きれいな彩りとともに中華街を連想させるモノでイメージさせます |
次のページでは、対照的に広い範囲を写し撮り作る街のイメージショットの場合です