写真撮影/風景・夜景を撮る

雪だるまが暗く写ってしまう理由とは(2ページ目)

雪景色を撮るときに見た目と違って写った経験をお持ちですか?そんなときの簡単な対処方法をご紹介。雪だるまもより可愛く明るく撮れますよ!

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

オート露出では、白いものは暗く写してしまう


暗い雪だるま
オート露出で撮れた雪だるま画像。


明るい雪だるま
見た目に近い明るさで撮り直したもの。その明るさを比較してみてください。


デジカメで露出オート設定にして撮影するとき、カメラは画面に写る被写体の光の反射の度合いを基準に露出を決めます。

光の反射が強い色とは、白や銀色。反対に反射が弱い色は、黒ということになります。

露出オートでは、被写体が白い色で反射が強い場合、「この場面は入ってくる光が強いみたいだから、少なく調整しよう」と判断します。この判断が雪だるまが見た目より暗く写してしまう理由なのです。こういう状態を露出アンダーとも呼びます。

反対に暗い色が被写体だと、暗い場面と判断して光をたくさん取り入れるため明るく写してしまいます。露出アンダーとは反対に、ここでは露出オーバーとなります。

同じ明るさの場所でも白いシャツを着ている人と黒いシャツを着ている人をそれぞれ撮影すると露出が違って写るということになります。

露出のオート設定といっても万全ではないということです。似ている理由として、『こんなに写りが違う写真になる理由』に書かれているようなパターンで写り具合が変わる場合もあります。こちらもご参考にどうぞ。

では、どのように対処したらいいのでしょうか。これが結構カンタンなのです。


雪だるまを明るく写す方法を次のページで公開しましょう!
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