ニコンのラインナップだからできること


D300
D300ボディを真上から見たところ。

D300はボディのみで(一眼レフカメラは、ボディとレンズをそれぞれ別に購入しなければならない)約20万円前後する機種。デジタル一眼レフカメラがいかに普及したとはいえ、このクラスのカメラボディを一般の方が気軽に購入していくとは考えにくいのが現状。

しかし、ニコンはすでにD40というエントリークラスのカメラがあり、さらにその上位機種D80、そしてD300とユーザーのクラス別にデジタル一眼レフのラインナップが整っています。このD300のCMでは、「ニコンのデジイチ」を普及させることにもうひとつの目的があるのでしょう。

これまでカメラの種類をあまり意識してなかった方には、「D300」という名前は覚えてなくても「キムタクの持っていたカメラ」とは覚えやすいはずです。

このCMで、ニコンのカメラを選んでもらい、実際の購買時にはラインナップからそれぞれのユーザーに合ったボディを最終的に決めてもらうという流れも想定されているのではないでしょうか。それもニコンのエントリーモデルから始まる豊富なラインナップがあるからできること。とはいえ、D300ほどの高位機種がテレビCMに流れたことには正直驚いたのでした。

それ以上に、この時期に各社からデジイチの新製品が発売され、PR活動にそれぞれのメーカーが躍起になっているところが本音ともいえるかもしれません。

余談ですが、このニコンのCM内で、バーのマスター役の外国人がキムタクの持つカメラを指して「ナイコン?」と聞くシーンにお気づきになったでしょうか?

「ナイコン」との響きに違和感を感じた方もいらっしゃるのでは?実は、米国などでは、NIKONは「ナイコン」と発音して呼ばれています。「ニコン」と発音する方はほとんどいないでしょう。

日本人としては、この呼び方に最初は戸惑うのですが、しばらくすると英語では「ナイコン」と呼ぶのだなと馴染んできます。

海外にニコンのカメラを持っていったときに「ナイコン?」と聞かれたら、「イャー、イッツァ ニコン!」と日本式呼び方を教えてあげてもおもしろいかも。


では、次のページからは、ニコン以外の2007秋に発売されたデジイチ新製品を紹介しておきましょう。まずは、オリンパスE-3です!