レフ板を使って撮った比較写真
前のページでご覧いただいたセッティングでのコップの写り方の違いを見てみましょう。
まずは、レフ板を使わないで撮ったコップの写真です。
コップの右側から太陽の光が入ってきています。レンズも光源のある方向に向けて撮っているのでコップの左側は影となっている部分が多くなっています。
レフ板を使わずに撮影したコップ。右から光からが入ってきているので、コップの左側が暗く写っているのがわかります。 |
今度は、同じ場所から撮影して、レフ板を使ってコップに光を反射させた場合です。
レフ板を使って撮った例。使ってない例と比べたら、中央から左側が明るく写っているのがよくわかります。この明るい部分がレフ板の反射で補われた明るさです。 |
左手には、レフ板があり光をコップに向けて反射させています。コップには、左側から光が当たり、これまで影になっていた部分も明るくなっているのが見て取れます。
レフ板を使うことで、より立体的に
この二枚の写真を比較してみて、どのように感じましたでしょうか。
今回は、レフ板の効果がわかりやすいように影となる部分が大きくなるように撮影し、使用した場合と比較がわかりやすいサンプル写真を撮ってみました。
このサンプル写真からも、レフ板を使うと、光源と反射側のふたつの方向から光を当てることで被写体が立体的に写ることが実感していただけたのではないでしょうか。
レフ板は、そのまま置いて使ってもいいですし、レフ板を傾けながら、被写体に光があたりやすい場所を探りながらポジションを決めていくという方法もあります。必要に応じて、試してみてください。
基本的には、このレフ板で十分効果はありますが、もう100円投資をすることで、バージョンアップしたレフ板も作ることが出来ます。その方法を最後にご紹介しましょう!