写真撮影/料理・レシピ写真を撮る

いちごジャムの作り方で学ぶレシピの撮り方(2ページ目)

いちごジャムの作り方を題材にレシピ撮影をする場面のポイントをまとめてみました。どんな場面で撮ったらいいか、わかりやすく解説。いちごジャムのレシピとしても活用してもらえます。

瀬川 陣市

瀬川 陣市

写真撮影 ガイド

人物、ウェディング、料理、建築、海外取材など広い分野の撮影を行ってきたプロの経験をもとに初心者でもわかりやすい記事や単行本を執筆。これまで数多くの撮影講座、写真整理講座等の講師を担当。ピンポイントな内容ですぐに使えて撮影がより楽しくなる内容を心がけアドバイスしています。

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必要な部分は全体が写るようにしましょう


へた取り
いちごのへたを取り除いていきます。取り終えたものは別のボールに移すところまでを一枚の写真でわかるように撮影してみました。

材料も撮り終えたら、早速レシピの手順どおりに進めていきます。下ごしらえなどがあるレシピならまずはその部分から始めます。

この時にポイントになるのは、手順を説明するのに必要な部分はその全体がわかるようにフレームに入れて撮るということ。

「これを切ったものを水に漬けておきます」という部分であれば、切っている場面の中に水が入ったボールにその材料が入っているものが一緒に写っていれば、一目瞭然ですね。


段階ごとに途中の状態を撮りましょう


へた取り完了
いちごのへたを取り終えたところ。ひと段落ごとにその状態がわかるように撮っておくこともポイントになります。

料理番組などでも、「で、このような状態になります」とその途中の状態を見せてくれます。レシピ撮影の場合でも、この途中の経過がわかるように撮影しておきます。特に色合いや状態が変わる場合などはそれがわかるように撮っておきましょう。

レシピ撮影で大事なことは、その写真を見た人が写真を目で追うだけで、だいたい流れがつかめるように撮るということです。細かい部分はキャプションなどで説明すればいいのですが、せっかく写真で撮るのですから、ポイントとなる部分はしっかり押さえておきたいですね。

さらにいちごジャムの作り方は続きます!引き続きご覧ください
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