何を隠そう瀬川は、都内からチラッと富士山を垣間見られたり、飛行機から富士山を見ることに異様に喜びを感じる、「チラ見富士山ファン」なのです。富士山を見ることを目的にしない日常の行動のなかで富士山を見ることが出来たというところが、このなんともいえない喜びの部分。もし共感してくれる方がいらっしゃったら、とても嬉しく思います。
国内での飛行機移動の楽しみのひとつは、もちろん富士山を見ること。
今回は、機内からの富士山を撮る、というテーマでお届けしましょう。
機内から富士山を見るには
見えてきました、富士山。この富士を目にした瞬間がなんとも嬉しいのです。 |
機内から富士山を撮るには、まず機内から富士山が見えなければなりません。それには、いくつかの条件があります。その条件とは次のもの。
- 富士山の見える航路を飛ぶ路線に乗ること
- 富士山の見える窓側の席に座ること
- 富士山が見える気象条件であること
これらの3条件が最低限揃って、機内から富士山を撮ることが可能となります。それでは、それぞれの条件についても少し詳しく見ていきましょう。
富士山の見える航路を飛ぶ路線に乗ること
これは、富士山を見るのに、絶対条件となることです。富士山の近くを飛ぶ飛行機に乗らないことには見ることはできません。主に富士山が見られるルートでいうと、羽田から西方面に発着する路線になります。それ以外にも富士山を見ることができる路線があるかもしれません。どのルートがそれにあたるかはここでは、明記しませんので、乗られる便の航空会社などに確認されることをおすすめします。
そして、富士山の近くを飛ぶのにも大きく分けて二つのルートがあります。それは、富士山の全景が見られるルートと、富士山火口が見られるルート。
前者は、富士山から少し距離がある位置を飛んでいるので、全景を眺めることができます。後者は、富士山の真上を飛ぶルート。このルートだと真上から眺めることができるので、富士山火口を見ることができます。もちろん富士山の近くを飛ぶのは、火口が見られるルート。ここから見る富士山は、なかなかの迫力です。
富士山の見える窓側の席に座ること
これも富士山を機内から見るには大事なこと。右か左かどちらの窓側にするかです。飛ぶルートによって、富士山が見られるのは、右側になるか左側になるかは、分かれているので、座席指定するときに航空会社に確認してみるとよいでしょう。
翼の部分にかかる座席もあまりよく見えないので、富士山を見るのには適さない座席と言ってもいいかもしれません。
窓側の座席を取れなかったり、反対側の窓側の座席の場合は、トイレ付近にある座席のないスペースにある窓から眺めて撮るというワザもあります。ただ、ベルト着用サインが点灯していたり、状況によってトイレ付近の窓を眺めることが、できないこともあるでしょうから、その時々の状況を見極めて判断し、CA(キャビンアテンダント)の指示にも従うようにしましょう。
富士山が見える気象条件であること
このような厚い雲に覆われているときは、富士山を眺めることはできません。天候に左右されるのも、条件のひとつのです。 |
せっかく乗っても雲が厚く、富士山が隠れてしまっていることもあります。その時は、残念ながら眺めることはできません。もう、これだけはその時の運と思うしかないでしょう。
また、暗くなっても見えないので、日没の時間を過ぎた便などでも富士山は、見えないことがあります。
次のページでは、富士山を撮るときのポイントをご紹介します。