写真撮影/子供・家族を撮る

七五三の写真、パパ上手に撮ってね!(3ページ目)

七五三のお宮参り写真の撮り方レクチャー。子どものナチュラルな表情を出来るだけ引き出した写真の撮り方をまとめてみました。パパ、ママ必見ですよ!

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

インフォーマル家族写真は、子ども目線で

インフォーマル家族写真
子どもの目線と同じになって写真に納まるだけでも、少しリラックスした感じの集合写真になります。メリハリをつけていろいろ撮ってはいかがでしょうか。

親子やご家族の方が、みんなきれいに着飾っているので、家族の集合写真を撮るのにもいい機会である七五三。ここでもメリハリをつけて、少しリラックスした、ファミリー写真も撮っておくと、アルバム作りのときなどに写真のバリエーションが広がります。

方法はとても簡単で、子どもたちの目線の高さに大人たちが入れば、それだけでとても和やかな雰囲気になります。子どもの背の高さに合わせて、しゃがみこんでみんなでポーズを取ってみてください。

後で紹介する、フォーマルな集合写真とは、また対比的で、アルバムの中でも和んだ一枚になることと思います。簡単ですので、ぜひ、トライしてみてください。

ひとりポーズのときは、着物を整えて

ひとりポーズ
ひとりでのおすましポーズ。ちょっと斜めに立つと、きれいな立ち姿になります。両手で飴袋を持たすときは、体の中央になるように持たせてあげてください。

ここからは、フォーマルなスタイルの写真撮影になります。七五三のときは、ご家族全員の集合写真と、お子さんだけのポートレートと二種類が大きく分けて考えられます。では、まずお子さんだけの場合をみていきましょう。

お子さんひとりのポーズ立ちのときは、まず着物をきれいに整えてあげてください。男の子であれば、袴の折り目の曲がりを正し、ピシッと筋を張ってあげてください。女の子の着物では、はだけがないよう整えて、髪の結いなども見てあげてください。振袖の返りを整えるだけでも一段ときれいに見えますので、覚えておくと便利です。特に七歳の女の子になると、体も大きくなるので、着物の乱れは目立ちますので注意してあげるといいでしょう。

立ち位置としては、カメラに対して少し斜めに立ち、顔は正面にカメラに向けてあげるといいポーズになります。

飴袋を持たす場合は、3歳児の女の子では、それまで持っていた巾着袋や扇子は、持たずに飴袋だけを両手で体の中央になるように持たせます。飴袋が大きく地面に付いてしまいそうなときは、少し上にして持たせてあげると形が整います。5歳児の男の子、7歳の女の子では、飴袋を両手で持たすほかに、片方の手で飴袋をもう片方で巾着や扇子を持たせポーズを取らせてもいいでしょう。

表情もおすましのポーズや少し笑顔のものなど、何パターンかを撮っておくといいでしょう。

次のページでは、定番の七五三の家族集合写真の撮り方をレクチャー、必見です。
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