ナチュラルな表情のシャッターチャンスは、すぐそこに
おじいちゃんに手伝ってもらって、お参り前のお清め中。こんな、何気ないシーンでも、いい写真が撮れます。シャッターチャンスはたくさんあります。 |
着物を着せられた子どもたちも、どこか緊張しがちな七五三のお宮参り。いろいろポーズを要求されて、かしこまった写真はたくさん撮ります。だけど、出来ればナチュラルな表情も撮っておきたいところ。
ナチュラルな表情の撮影では、「はい、笑って」などと声をかける必要はありません。自然と出てくる子どもの表情をとらえればいいのです。そこが、ナチュラルという言葉を使う所以(ゆえん)。
となると、撮影者が気がつかないと撮れないのが、このナチュラルな表情のシーンということになります。いつ、いい表情やシーンが訪れるかは、わかりません。常に意識してカメラも撮影できる態勢でいることがポイント。そうかといって、カメラを持つ手に汗をかくほど、ギチギチに緊張して構える必要はありません。
「あっ、このシーン、この表情はいいなぁ」、そう感じたら、素直にカメラを向けてシャッターを押してみましょう。何度か試しているうちにコツがつかめてくるはずです。また、そのお子さんの動向などを日頃からつかんでいるなら予測できる行動を察知して撮るというのも効果的な撮影方法です。親子だからこそ撮れた最高の一枚が出来上がるかもしれませんね。
大好きなパパと一緒に。お参り中のふとした時間にも、子どもたちは素敵な表情をしてくれます。撮る方はそれを見逃さないようにしたいものです。 |
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