高い位置から悠々と

高い位置からの撮影
自分の腕を伸ばした高さからも、モニターを見ながら撮影することができます。
自分の目線より高いところから写真を撮るには、これまでは、目測でカメラを高く掲げてオートフォーカスで撮るか、脚立などに乗って撮るかのどちらかでした。ところがこの可動式のライブビューがあると、自分の腕を伸ばせる高さから悠々と写真を撮ることができます。

液晶モニターを下向きにすれば、カメラを高く掲げた状態でも、モニターでしっかりフレーミングを確認することができます。普通のカメラでもオートフォーカスで上から写真を撮ることは可能ですが、どうしても目測なので撮りたいものがなかなかきれいに写せなかったりします。その点、モニターを見ながら高い位置から撮れるので、確実に撮りたい写真を狙えるわけです。
高い位置からの作例
銀座の交差点で腕を伸ばした高さから撮ってみました。こんなアングルでもモニターを見ながらならしっかりフレーミングすることができます。

応用としては、お子さんの運動会など撮影場所が混雑している所で撮る場合などでは、少し高い位置からカメラを向けるだけで、抜群に撮りやすくなります。高いところから俯瞰的(ふかんてき)に写す写真は、とても面白みがあります。

低い位置からも楽々

低い位置からの撮影風景
低い位置からもモニターを見ながら、自由自在にアングルを取れます。
高いところからも撮れれば、低い所からも楽々撮れます。低い位置から撮るのには、フィンダーを覗き込む姿勢ではある程度限界があります。それがこの可動式のモニターなら上向きにするだけで、地面に置いた位置からでもフレーミングが可能になります。

低い位置にあるもの、例えば花の写真の撮影などには、とても重宝します。またお子さんの目線と同じかそれより下からレンズを向けられるので、お子さんなどの写真を撮るのにもとても使いやすいでしょう。いままで撮れなかった表情なども撮ることも出来るかも。

上下から無理なくフレーミングができるというのは、写真を撮る幅をとても広げてくれるものだということが、このカメラを使ってみて実感できます。
低い位置からの作例
低い位置からでは、小さなお子さんの目線より下のアングルから撮ることも可能です。こんな子ども目線の写真も楽々撮れます。

その他のよい点、気になった点

このE-330の機能は、いろいろたくさんあって、ベテランの方にも重宝する機能などもふんだんに搭載されてるのですが、その中でも、デジタルカメラを使う方すべてにとって便利なのがダストリダクションシステム。

デジタルカメラは、フィルムの代わりにセンサーと呼ばれる部分で画像を記憶します。レンズ交換する時などに入り込んだホコリなどがこのセンサーに付着することがよくあります。付着したまま撮影すると、そのホコリも画像に入り込んでしまい、ケアが大事です。しかし、センサー面は、とてもデリケートな部分なので、慣れてない方は自分でメンテナンスもしないほうがいい箇所。

しかし、そんな問題もこのダストリダクションは解決しています。カメラを起動するたびに、ダストリダクションが作動してこのセンサー面のホコリを除去してくれるからです。これは、ビギナー、ベテランを問わずデジカメを使う人にはとても嬉しい機能。

あまり、褒めてばかりいると、ただの広告になってしまうので、瀬川が感じた、このカメラのデメリット面も少々書いておきます。

まず、カメラのデザインは、いまひとつと感じました。通常ならカメラの中央上部は三角になったペンタプリズムと呼ばれる部分があるのですが、構造上E-330は、その部分がカメラの上にはありません。なのでどうしても、平べったく「箱」のようなデザインになっています。

もう一点は、カメラを持っているときに、操作キーが手の平の丘の部分に当たった時に作動してしまい、設定がずれることがたまにあるという点。持ち方を工夫すればいいのかもしれませんが、操作キーが押しやすい分、触れることが多い箇所は少し触っても作動してしまうようです。気になったのは、以上のような点です。

総合的に見てE-330は、「ビギナーからプロまでの要望に応える使えるカメラ」と評価したいと思います。ぜひ一度、カメラ販売店でライブビューを体験してみてください。

協力:オリンパス イメージング株式会社

写真・テキスト 瀬川陣市
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