分砲 (ぶんぽう)
一瞬にして四方八方に飛び回る花火。その俊敏な動きは見ていて心地よさも感じます。 |
飛遊星(ひゆうせい)とも呼ばれます。四方八方に飛び散る動きを見せる花火。そのイレギュラーな動きがおもしろいです。
葉落 (ようらく)
下のほうに糸のように流れているのが葉落。演出上手な全体を引き立たせる役割も持つ花火です。 |
葉が舞い落ちる様子を表現したのが葉落です。葉落だけではあまり目立たないのですが、スターマインで牡丹などとともに上がるととても美しいです。
柳 (やなぎ)
柳の枝がたくさん垂れ下がったかのような感じを醸し出す、日本人が風流と感じる花火のひとつです。 |
柳の枝のように垂れ下がるのが特徴の花火。日本ならではの花火のひとつです。
千輪 (せんりん)
周りに小さく咲いているような花火のこと。脇役としても活躍します。 |
小さい花がたくさん咲くように出る花火。パッと一面に広がり豪華さを演出します。色のついたものはとてもきれいで可憐。
型物 (かたもの)
ハートの形が逆さになっているところ。その他いろいろな型物の花火が打ち上がります。 |
花火でハートやスマイルマークなどイラストを表現するもの。会場ごとにいろんな作品が打ちあ上がります。昔はなかった新作と呼ばれるジャンル。アイディアと流行から年々バリエーションが増えることが予想されます。
花火の種類はとても細かく分類され、名称もそれに伴いたくさんあります。ここでは代表的な名称と解説だけにとどめました。さらにもっと多くの種類があります。花火大会に出掛けて新たな種類を探してみるのも楽しいかもしれません。みなさんの花火大会鑑賞にお役に立てば嬉しいです。
ここで紹介した写真は、「第28回足立の花火大会」で撮影したものです。
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