写真撮影/ペット・動物を撮る

うちのペットを撮りたいのっ! ~チワワ編(2ページ目)

ペット写真撮影のレクチャーシリーズ。今回は小型犬のサンプルとしてのチワワ編。小さい犬を撮るときのコツをお教えします!

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

食べ物で視点を釘付け

視点を釘付け
食べ物など興味を示すものでしばらく意識を引き付けましょう。
あやしていてもいろんなことにチワワは興味津々です。あっちこっちに視点が行きます。キョロキョロし放題って感じです。視点をどこかに定めたところでシャッターを切りたいと思うようにもなるかもしれません。そんなときは、ちょっとずるいですが、食べ物などで興味を引き付けてみましょう。

あやしている方に片手で食べ物をチワワに見せながら少し遠めに示してもらってください。チワワがそれに興味を持ったらしばらくはじっと視点はそこに定まります。そこがシャッターチャンス!バシッと押さえましょう。

このときにどれくらいの角度でどの方向にチワワの顔が向いたところを撮るのかをある程度定めてから食べ物などを見せるようにしてみましょう。その角度などによってもまた写せる表情は違ってくるのでいろいろ試してみるといいですね。

そして最後にはモデルになってくれたごほうびとしてその食べ物を食べさせてあげてくださいね。そうするとまた気をよくしていつでもモデルになってくれることでしょう。


オブジェなどと対比的に

花と一緒に
気ままに歩き回ったときに出くわしたものと対比的に撮るのもいい構図。
写真を撮るとなるとどうしてもチワワ自身を撮ろうとしがちですが、せっかくなのでチワワと一緒になにかを並べて撮ってみましょう。

飼い主さんと一緒のツーショットはもちろん撮るでしょうけど、散歩中やおうちの中などで自由にチワワが動き歩いているときに興味を示すものがあればそれと一緒に撮ってみると日頃撮るものとは違うおもしろい写真が撮れます。

チワワ自身が興味をもっているので表情もとても自然で、写真を撮るにはいいシーンです。

さらにその興味を示したものと対比的な構図、つまりチワワと並べ比べてみておもしろいと感じるものと撮ればその対象物によってはウィットにとんだ一枚になります。そのチャンスをどう選ぶかが撮影者の腕の見せ所なわけですね。

自由に歩き回ってもらえる場所があるなら、カメラを持ってチワワの跡を一緒に追ってみると彼らはたくさんのシャッターチャンスを与えてくれることでしょう。それを逃さないようにしたいものです。

さらに次のページでは小さいチワワを大きく撮ります!

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