ルアーフィッシング/ルアーフィッシング関連情報

ジグヘッドを使いこなす1

今回はメバル釣りに必要不可欠な「ジグヘッド」について解説します。意外と難しいソフトルアーのセット方法も図説していますので参考にしてください!

執筆者:中山 一弘

メバルゲームに必須のジグヘッドはどう選ぶ?

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メバルはルアーを良く追う魚。だが、その日の活性によってルアーに対する選り好みも激しいのでジグヘッドは慎重にチョイスしよう
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メバル用のジグヘッドは各メーカーから様々なタイプがリリースされている。シャンクの太さにもたくさんのバリエーションがある
メバルゲームといえばジグヘッドリグが主流だ。メバルの食性から考えて実に妥当な選択で、小魚やエビ類などの動きを演出しやすく、ジグヘッドの形状や重量の違いなどで、ほぼすべてのシーンでメインとなりえるのが魅力だ。

ジグヘッドを選ぶコツはフックのサイズ、またはシャンクの強度といったところにある。フックが細軸のものであれば刺さりが良く、太軸のものであればフックアップが難しくなる反面、強度が高くなるので大物対策にもなる。これはみなさん個人の考え型で決めることになるが、ガイドはメバル専門でやるときは細軸のものを使っている。ショートバイトでも乗せやすいのがその理由だが、何が来るか分からないような地域でやるときはシャンクがしっかりしたものを使う。

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同じヘッドでもフックサイズにいくつか種類を設けている製品も多い。活性や狙う魚のサイズによって使い分けよう
また、フックサイズについては釣れてくるメバルのサイズに合わせる。20cm未満がアベレージなら小型、それ以上も混じる場合はフックのサイズを上げる、といった感じでよいだろう。フック形状については好みで構わない。メバルがルアーにどうしてもフッキングしないときは、フック形状を変えるよりもサイズを落とすだけでヒットすることも多いので、その辺は大らかに考えればよいだろう。

ジグヘッドの重量はとても大切

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ジグヘッドの重量はとても大切なファクターとなる
ジグヘッドの重量はこのリグを使いこなす上でもっとも大切な要素となる。1gと3gではルアーのアクションも極端に変わり、ルアーをフォールさせるときの誘い方も違えば、リトリーブする速度にも差が出てくる。

軽量なジグヘッドほどフォールは遅くなり、重いジグヘッドほど速くなる。同じリトリーブスピードなら重いジグヘッドは深い層を引いてくることができ、軽いジグヘッドは浅い層を泳ぐ。当たり前のようだが、実際に使いこなすのは意外に難しいのだ。

例えば、表層に意識があるメバルが”ゆっくり”動くルアーにしか反応しないケースはなるべく軽いジグヘッドを使う必要がある。ここで重いジグへッドを使ってしまうと、表層を引くには早めのリトリーブをしなければならないので、釣果になかなかつながらないといった具合だ。もちろん逆に、深い層に素早くフォールさせると反応が良いケースでは軽いジグヘッドよりも重たいジグヘッドにメリットが多い。

先ほどもいったとおり、ジグヘッドには様々な重量がある。まずは1gと2gを用意して自分のタックルにセットしてみよう。明るい場所でルアーを引いてみれば、その違いをすぐに確認できるはずだ。ガイドは0.5g、1g、1.5g、2g、3gといったラインアップを使っている。主に使うのは細軸のジグヘッドで、大物が狙えるような場所に備えて1g、2g、3gの太軸タイプも持ち込む場合もある。全部揃えると結構な量になってしまうが、釣り場が決まっているときには、数を絞ることも可能なので、みなさんは自分が好きなポイントに合わせてラインアップしておくとよいだろう。

>>まだまだ続きます、メバルゲーム編!>>
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