スプリットショットを使ったリグ
ラインに直接シンカーを付けるスプリットショットリグも効果的。ルアーが自然に動くので低活性時の切り札的存在だ。 |
釣具の量販店で数百円で売られているガン玉セット。重さを細かく決められるのでライトゲームにも応用できる。 |
右の大きいサイズから、3B、2B、B、G1、G2、G3という並び。好みの重さに合わせて複数個セットするのもアリだ。 |
ガン玉の割れ目にラインを挟んで潰す。力加減は強く引っ張るとガン玉が動く程度が基本。あまりキツク潰すとラインを傷つけるので注意だ。 |
先がL字になっているペンチを使えば再利用もできる。割れ目にL字の先を合わせ、ペンチで挟むと開くのだ。 |
こちらも先ほどと同様、シンカーにはバリエーションを持たせたほうがよい。ただし、こちらは軽めのシンカーを使うことが多いので、量販店で売っているような「ガン玉セット」などが便利。重さは5BからG3まで使うが、どうしても重くしたいときは複数のガン玉をセットすればよいだけなので、3Bからのセット物でも十分活用できる。
ちなみに、ガン玉の重さは以下の通りになる。
5B 1.85g
4B 1.20g
3B 0.95g
2B 0.75g
B 0.55g
G1 0.40g
G2 0.31g
G3 0.25g
が目安となる。この中に出ている「G」という文字が省略されているケースも多いので注意して欲しい。
このガン玉のセット方法は簡単。割れ目にラインを挟み、ペンチなどで軽く潰すだけだ。昔は口で噛み潰していた人が多かったことから、この種類の重りを「かみつぶし」などと呼ぶこともある。ちなみにガン玉の場合、先がL字になっているペンチを使えば再利用も可能だ。やり方は取り付けるときとは逆に、割れ目にL字の先を当てて挟むだけ。こうすることで、閉じていた割れ目が再び開くのでラインから取り外すことができるのだ。うまく使えば数回は使用できるはずなので経済的でもある。また、ルアーとガン玉の距離だが、50cm前後が基本となる。
ジグヘッドリグのほかによく使われるリグは大体この3種類になる。道具がいくつか増えてしまうが、かさばるものでもないのでぜひ用意しておいて欲しい。具体的な使い方は今後の記事で詳しく解説してゆきたいと思う。
次回から、いよいよ実釣編に入ります。お楽しみに!
ガイドメルマガは、本編で書けないぶっちゃけ釣り情報満載!ぜひご購読を!
<関連記事>
スリリングな海釣りライトゲームに挑戦!
ライトゲームのタックル-その1-
ライトゲームのタックル-その2-
<関連リンク>
Salty! 全国釣り場情報
Salty! まめ辞典
Salty! ルアーショップ情報
e-angle -釣り専門用語解説-
ナチュラム フィッシング特集
ナチュラム blog@naturum