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エギングでシャローを攻める!(2ページ目)

エギングとしては穴場的存在のシャローエリア。一見無視されがちですが、時には入れ乗りもある魅力的なポイントなのでぜひ攻略してください!

執筆者:中山 一弘

どうやって釣る?

シャローでは通常のシャクリ動作をしてしまうと、海面を割るような場合もある。基本的にそういうことさえなければいつもどおりで良いが、なるべく長い間アピールさせられるよう、横方向に大きくアクションさせる方法を覚えておくと効果的。ロッドを上にシャクル動作よりも、横方向にシャクルほうが長い距離を移動させられるので、シャローではいくらか有利だ。

これはアングラーを上から見た図。ロッドを縦にシャクルよりも、横のほうがエギを長く移動させることができる

アクションでアオリイカに興味を持たせたら、しっかりフォールさせることも大事。早いテンポの釣りになるので、なるべく自然に沈ませることが重要なのだ。また、浅い地形なのでフォール中のエギは波の影響をモロに受ける。そのため、なるべくフォール中の姿勢がよいエギをチョイスしておくのもコツといえる。最近ではあまりできの悪い製品は見受けられないが、やはり工業製品なので仕上がりには若干バラツキがある。よく釣れるエギは出来が良いことが多いので、日中の暇な時間帯を使って手持ちのエギをフォールさせて沈下姿勢を観察してみるとよいだろう。

水深が浅いといってもエギのフォールはバイトタイムであることに変わりはない。しっかり、そして自然に沈ませることを心がけよう。

シャローにはNGもある

26番
シャローはいたるところにある。この日も岬の先が遠浅になっている場所を発見。マヅメと満潮が重なれば立派なポイントになるだろう。
確かに釣れるシャローだが、明らかに不利なシチュエーションもある。大きく荒れているようなケースではエギが動きすぎてしまうし、濁りがある場合もあまり釣果は期待できない。荒れ後はゴミも溜まりやすいため、疑似餌を使った釣りは成立しないケースもある。また、満潮前後のみとチャンスタイムが極端に短いこともデメリットだろう。

ただし、一日のエギングをゲームとして考えた場合、オプションのひとつにできれば大きな武器になることは間違いない。混雑する堤防を尻目に、誰も見向きもしないようなポイントでアオリイカをゲットする喜びは格別だ。みなさんもチャンスがあれば、ぜひシャローゲームにチャレンジしてほしい。

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